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【MBTIの罠】要注意!タイプ診断の落とし穴7選
E・S・F・P!
E・S・F・P!
おたぬき、何してるの?
たぬきね、MBTIの結果がESFPだったの!
だから、『ESFP』の歌と踊りを考えているの!
完成したら見せてね!
そういえば、MBTIの落とし穴について知ってる?
落とし穴?
うん!今から詳しく解説していくね!
MBTIの落とし穴7選
MBTIを含むタイプ診断は、自己分析ツールとして使うこと自体は良いことなんだよ。
でもね、使い方を誤ると泥沼に嵌るんだ。
泥沼?大変なことが起きちゃうの?
人によってはね。
落とし穴を避けて、MBTIのメリットをフル活用できるようにまずは、落とし穴を7つ解説していくね。
①診断結果を優劣で見る
1つ目の落とし穴が「診断結果を優劣で見てしまう」現象。
- 自分はENTJだからジョブズと一緒で優れてる〜
- ESFPは思考力がないからダメだよな笑
- INTJは頭は良いけどコミュ力低いから劣ってる
いくらでも例が思い浮かびます。かなりありがちなのではないでしょうか。
なんか、たぬき馬鹿にされてる!
これは各タイプを優劣の二元論的に見てしまうという罠に嵌っている状態です。
「あの学校は偏差値が高くて、あの学校は偏差値が低い。だからこっちの学校の方が優れてる〜」みたいな考え方なんですよね。
この世界観ではMBTIの良いところを全く活かせません。
本来タイピングというのは優劣を判定するものではないはず。
人それぞれの得意不得意を明らかにし、自分が得意なものでそれが苦手な人を助け、逆に自分が苦手なものはそれが得意な人に助けてもらう。
こんなイメージで、それぞれの凹凸を埋め合い、人間関係を調和しやすくするために使うツールとしてMBTIを活用できると良いと思っています。
櫻井はINTJだよね〜!
たぬきは、ESFPだから櫻井の苦手なところ助けてあげる!
うん!ありがとう!
例えば、私のタイプはINTJなので、戦略を練るのが最大の得意分野です。一方で人前に立ってキラキラするのは正直苦手。
そんな状況で自分と反対の得意分野を持つ、陽気かつポジティブなESFPの人がいれば、お互いの得意不得意を効率的に補完できるわけです。
実際キラキラしたエンターテイナーの裏側には優れたプロデューサーがいることが多いはず。
お互いの違いを
しているからこそ、それぞれが最大の才能を最大限発揮できるんですよね。
タイプを優劣で決めつけるのは、リスペクトどころか見下しあう状況なので最悪です。
たぬきもプロデューサーやりたい!
誰がエンターテイナーやるの?
櫻井!
えっ!?
②診断結果を占い的な視点で見る
タイプ診断テストに回答して、判定が送られてきた時に「当たってる!すごい!」みたいな感想になってませんか?
たぬき、なってる!
正直私はなってました。「すごい!この診断めちゃくちゃ当たってる!」みたいになり、診断結果を読み込んだ記憶があります。
でも、考えてみればこれは当たり前で、MBTIはテストの回答に基づいて性格の傾向を分析して最もマッチしたものを送っているのですから、「当たってる」のは当然です。
言われてみれば、たしかに。
それなのに診断結果をまるで占いのように捉えて、当たってる当たってないにフォーカスしても仕方がないのではないでしょうか。
自分の性格の傾向を言語化してもらう楽しさはよくわかりますが、当たってるかどうかばかりに注目していると、MBTIを活かすことができません。
結局タイピングは自己分析ツール。
占い的に楽しむのは程々にして、
・自分の長所は何か?
・自分の欠点は何か?
・今後どういう努力をしていくべきか?
など、今後に活きるような視点で読んでいくのが望ましいと思っています。
「診断当たってた!すごい!あー楽しかった〜」で終わらせるのは勿体無いです。
たぬきはね、欠点なかった!
・・・。もう一回分析してみたら?
③診断結果を言い訳に使う
診断結果を言い訳に使うのもかなりありがち。
「自分はOOOOだから、〜ができないのは仕方がない」という構文に要注意。
たぬきだから、食べちゃうのは仕方ないよね〜
これはタイプ判定を言い訳にして自分の弱点を正当化している状態です。
例えば、INTJの得意分野は直感力であり、苦手分野は現在を楽しむ力だとされていますが、これを持ち出して、
「俺はINTJだから、周りとワイワイコミュニケーションを楽しむのが苦手なのは仕方がない〜」と弱点を正当化しても意味がないわけです。
この弱点の正当化は①優劣の落とし穴とも関連していて、「(俺はINTJだから、周りとワイワイコミュニケーションを楽しむのが苦手なのは仕方がない)、無意味な飲み会やパーティーばかりしているあいつらは馬鹿だ。」みたいな見下しの視点が入りかねません。
反対のタイプ例も出すと、「自分はESFPだから、計画的に思考して行動するのが苦手なのは仕方がない。陰キャみたいに考えてばかりいるあいつらは劣ってる〜」
このような感じでしょうか。こんな悲しい考え方はないと思います。
たぬきもそう思います。
自分の弱点を正当化し、そこを長所とする人を見下すのではなく、むしろ弱点を弱点として直視し、ある程度克服するような努力をしつつ、そこに才能がある人とうまく連携していく方が人生は上手く進みます。
④他のタイプに過度に憧れる
「OOOOはいいな〜、私もOOOOだったらな〜」という構文です。
これは別に悪いことではないのですが、
「なんで私はOOOOなんだろう…」まで行くと、MBTIの落とし穴に嵌っていると言っていいでしょう。
診断結果を自己否定に利用している状態です。
櫻井…。自己否定してるの…?
たぬきが慰めてあげようか?
ううん。大丈夫だよ。
このメンタリティでは人生を楽しむのは不可能。自分の生まれ持った本質的傾向を否定しても仕方がないのです。
今回の人生OOOOに生まれたなら、全力でOOOOを楽しめば良いんですよ。
私はINTJの才能をフルに発揮して、人生を楽しんで行こうと思っています。
他のタイプに憧れることがないわけではないのですが、まあそれは来世に楽しむかくらいの感覚で良いんじゃないでしょうか。
人生楽しんだ者勝ちだよね!
⑤自分のタイプを過度に誇る
これは④の逆。偽りの優越感に浸っている状態です。
「自分はOOOOだから〜なんだよね〜笑」みたいなイメージでしょうか。
私自身油断するとやってしまうのですが、間接自慢みたいになり人に嫌われるので注意したいところです。
たぬき、櫻井によくやってる…!
おたぬき、よくやってるな…。
「俺はINTJだから本質見抜くのが上手いんだよね〜笑」みたいなことを間接的に匂わせてくる奴がいたらウザいですよね?
①に通ずるところがあり、各タイプは優劣ではなく凹凸を補完し合う関係なんだと、お互いを意識的にリスペクトする必要があります。
たぬき、ちゃんと櫻井のことリスペクトしているからね。
ちゃんと伝わっているから、大丈夫だよ。
⑥得意なことばかりに目がいく
MBTIの診断結果を見ると自分の長所がよくわかるので、そこにばかり注目しがちです。
自分の長所を自覚していく作業は心理的に楽しいので、これはある意味当然かもしれません。
しかし、自己分析は長所を見抜くだけでなく、欠点を直視するチャンスでもあるはず。
たぬきの欠点は…。
おたぬき何してるんだろう…?
個人的に、長所を見るより短所を直視する方が大事なのではないかと思っています。
長所って放っておいても勝手にやってしまうからこそ長所なんですよね。
下記はINTJの診断結果のトップに出てくる文章です。
トップでいることは、孤独でもある…。極めてレアで、かつ非常に有能な性格タイプ“建築家” (INTJ) の人たちは、このことをよく知っているでしょう。理性的で頭の回転が早く、自分の思考能力、さらに偽善や欺瞞を不思議なほどにも簡単に見透かす力を誇りを感じている人たちです。建築家の頭は常に動いていて、自分の周囲で起こっていること全部をひっきりなしに分析するので、自分のペースについてきてくれる人を見つけるのが大変だと感じることもあるでしょう。
引用:https://www.16personalities.com/ja/intj%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC
自尊心をくすぐるような文言が並んでいるので、読むと嬉しくなってしまいますが、思考力が長所なんてことはとっくに自分でわかっているわけです。
放っておいても勝手に思考してしまうからこそ、それが長所になっているのであって、そこへのフォーカスをさらに強めるのは落とし穴なのではないかと思っています。
ここでフォーカスするべきは、むしろ弱点の「コミュニケーション」。
たぬきの欠点…。欠点は…。
おたぬき、何してるの?
コミュニケーションを無視して、一人孤独に思考していても仕方がないでしょう。
弱点のコミュ力を補完するからこそ、長所の思考力を最大限に発揮できるようになるのです。
長所をフル活用するために、弱点を直視するという発想が大切です。
たぬきの欠点探してるの!
おたぬき、探し方違うよ!?
⑦グラデーション・成熟度の概念がない
最後の落とし穴の解説になります。
これは、要は各タイプを一面化して見てしまうということです。
- ENTJなら皆こんな感じだろう
- ESFPなら当然こんな性格だろう
みたいな考え方です。
偏見ってことですね!
世の中を見渡せばわかりますが、そんなわけがないんですよね。
同じENTJでも色々います。人間そんなに簡単ではありません。
MBTIは人の性格を傾向で分類しているにすぎないので、同じパーソナリティだったとしても、幅広いグラデーションがあります。
たぬきも〜グラデーションが〜豊富なのさ〜
また、どの程度才能を活性化させているのか?という成熟度によってもばらつきがあって当然です。
同じINTJでも、成長途中の人もいれば、成熟しまくったイーロンマスクみたいな人もいるわけです。
自分のタイプを知ったら、あとは如何に弱点を克服しつつ長所を伸ばしていくか?という成熟度上げが大事になってきます。
違いを知り、お互いをリスペクトする
『MBTIの落とし穴7選』の解説はどうだった?
たぬきに当てはまっていること多くて、すごい参考になった!
最後に、『MBTIの落とし穴7選』をまとめて紹介するね!
①診断結果を優劣で見る
②診断結果を占い的な視点で見る
③診断結果を言い訳に使う
④他のタイプに過度に憧れる
⑤自分のタイプを過度に誇る
⑥得意なことばかりに目がいく
⑦グラデーション・成熟度の概念がない
こうならないように、たぬき気を付ける!
最後に大切なことを一言でまとめるなら、
「違いを知り、お互いをリスペクトする。」かな?
どういうこと?
各タイプは優劣ではなくて、お互いの得意不得意が違うからこそ、それぞれ協力しあって、共に豊かな人生を実現していく。
そのために、リスペクトは大切なんだよ。
わかった!
今回の解説を参考に、MBTIをより人生を楽しむためのツールとして使ってみてね!