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【東京】住吉神社【ベイエリアのパワースポット】
暇だな〜
おたぬき暇なら、「住吉神社」に行かない?
ん?どこそれ?
月島、勝どき、豊海、晴海…etc. 周辺エリアの鎮守神だよ!
今から詳しく解説していくね!
住吉(すみよし)神社の概要
住吉神社は東京都中央区佃に鎮座する神社です。
全国に2300社ほどあると言われる「住吉神社」の内の一社です。
創建は、正保3年(1646)。
主祭神として、住吉三神が祀られています。
航海安全で有名ですが、大漁追福・商売繁盛・安産・子授け・家内安全・心願成就・病気平癒・疫病退散・開運出世・諸芸上達などのご利益もあるとされています。
アクセスとしては、「月島駅」より徒歩5分ほど。
住吉神社の周辺エリアは埋立地なので神社が少なく、特に近年タワーマンションで栄えている豊洲には一社もありません。
そのため、住吉神社は佃島だけでなく、月島・勝どき・豊海・晴海などベイエリアの氏神様としての側面も持っています。
東京ベイサイドに立ち並ぶタワーマンションが都会的なオーラを放ちつつも、住吉神社周辺は伝統的でノスタルジックな雰囲気に包まれています。
ベイエリアって神社少ないんだ。
住吉神社参拝前の前提知識
住吉神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を4つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
住吉神社の歴史
徳川家康の関東下降の際、佃の漁夫と田蓑神社の神職「権太夫好次」が住吉三神の分神霊を持って江戸へ下り移住しました。
そして、江戸幕府から貰った干潟に島を造り、その島を故郷の「田蓑」から名をとり「佃島」と名付けました。
正保3年(1646)、住吉三神と神功皇后と徳川家康を佃島の神社に祀り、住吉神社(東京都中央区佃)と名付けました
佃島は、全国から物資を積んだ船が多く集まる江戸湊の入口に位置していたため、海運業や問屋などの人々から海上安全、渡航安全の守護神として信仰されていました。
その後、周辺で埋め立てが行われ、月島や晴海などの地域の氏神(うじがみ)として今でも信仰されています。
住吉三神とは?
古事記によると住吉三神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻り、穢れを洗い清めるための禊を行った際に生まれたとされています。
伊邪那岐命の妻である伊邪那美命(いざなみのみこと)が火の神である火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)を生んだ際に重傷を負い、黄泉の国へ旅立ってしまいました。
伊邪那岐命は伊邪那美命を取り戻そうと黄泉の国へ行きましたが失敗。
黄泉の国から戻った際、筑紫の日向の橘の小戸の檍原(あわぎはら)で穢れを洗い清めるための禊を行った結果、海の底で洗い清めると底筒之男神が、中ほどで清めると中筒之男神が、そして海面で清めると上筒之男神が生まれました。
その後、住吉三神は航海の神として人々に御神徳を与えてきました。その一つが、三韓遠征の伝説です。
三韓遠征の伝説?
日本書紀によれば、仲哀天皇と神功皇后は住吉三神から「貧しい熊襲の地よりも、金銀財宝に満ちた新羅を征討せよ。我ら三神を祀れば新羅も熊襲も平伏する」とお告げを受けました。
お告げの通りに朝鮮半島へ出征した神功皇后は、神々の力により戦わずして新羅、高麗、百済の三韓を従わせることができたそうです。
和歌によるご神託があったとされ、伊勢物語では住吉三神が詠んだという歌が載っています。
このような経緯から、住吉三神は禊祓の神、海の神、和歌の神として人々に崇敬されていますよ。
龍虎の獅子頭(りゅうとらのししがしら)の伝説
江戸時代から大正時代まで住吉神社大祭の獅子頭宮出しや御練りで用いられていました。
現在は大祭期間中、隅田川の畔にある「龍虎の庭」という小屋に安置され見ることができます。
佃では、龍虎の獅子頭の伝説が言い伝えられています。
昔、佃島で落雷による火災が起きたが、龍頭が水を噴き、虎頭が砂を吐いて消火した。
関東大震災ではこの伝説に習い、龍虎の獅子頭を火元に向け、島を火災から守ったと言われています。
面白いね!
東京下町八社福参りの1社
東京下町八社福参りとは、東京都中央区と台東区に鎮座する8つの神社を巡拝し、ご利益を授かることです.
巡拝の順番は決まっていませんが、正月の1日から七草の日(1月7日)までに家族の開運と無病息災を祈願して、お守りを受け取ると八方開き(各方面で幸福が拓く)するそうです。
以下の8社が東京下町八社福参りの社に数えられています。
- 榊神社(台東区蔵前)※健康長寿
- 鷲神社(台東区千束)※商売繁盛
- 今戸神社(台東区今戸)※縁結び・金運上昇
- 下谷神社(台東区下谷)※家内安全
- 小野照崎神社(台東区下谷)※学問向上・芸能向上
- 住吉神社(中央区佃)※安全祈願
- 水天宮(中央区日本橋蛎殻町)※安産・子育て
- 小網神社(中央区日本橋小網町)※強運厄除け
住吉神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
拝殿
ご祭神
住吉三神(すみよしさんじん)
–底筒之男命(そこつつのおのみこと)
–中筒之男命(なかつつのおのみこと)
–表筒之男命(うわつつのおのみこと)
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)※神功皇后
東照御親命(あずまてるみおやのみこと)※徳川家康
ご祭神には、住吉三神が祀られており、相殿神として息長足姫命、東照御親命の2柱が祀られています。
航海安全・大漁追福・商売繁盛・安産・子授け・家内安全・心願成就のご利益があります。
龍神社(りゅうじんじゃ)
ご祭神
龍姫大神(たつひめのおおかみ)※豊玉姫神
於迦美大神(おがみのおおかみ)
竜王弁財天(りゅうおうべんざいてん)
文政5年(1822)に鎮座。
天保9年(1838)に佃島の龍神を祀る祠が合祀され、天保10年(1839)に日本橋白木屋に祀られていた大弁財天が合祀されたという経緯があります。
水の守護神とも言われている「龍」に関する三柱を祀っています。
病気平癒・開運出世・商売繁盛・諸芸上達のご利益があるとされています。
毎年最初の「巳の日」には、「巳の守」というお守りが頒布されることで知られています。
2024年は辰年だから、ぴったりの神社だね!
船魂神社(ふなだまじんじゃ)
ご祭神
船魂神(ふなだましん)
住吉三神(すみよしさんじん)
文久3年(1863)に鎮座。
船大工によって創建されたとされています。
船体安全・大漁追福・航海安全のご利益があります。
疱瘡神社(ほうそうじんじゃ)・疫神社(えきじんじゃ)
ご祭神
素戔嗚命(すさのおのみこと)
疫神(えきじん)
船魂神社の隣には、疫神社と疱瘡神社の合祀殿が鎮座しています。
嘉永3年(1850)に鎮座。
文久2年(1862)、佃島で疱瘡が大流行し多くの人が命を落とした際、疱瘡神社と疫神社に疫病退散の祈願を行い、船に災いを移した人形を乗せ沖に流したと言われています。
入船稲荷神社(いりふねいなりじんじゃ)
ご祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
明治2年(1869)、大伝馬町より遷座。
ご祭神である宇迦之御魂神は、古来より食物の神とされており、現在では商売繁盛の神として崇敬されています。
五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるとされています。
佃島にはこのほか、「森稲荷神社」「浪除稲荷神社」「於咲稲荷神社」の稲荷神社があり、毎年初午祭が行われています。
やっぱり、稲荷神社はたくさんあるな…。
古河神社(ふるかわじんじゃ)
ご祭神
不祥
昔から水の守護神として崇敬されています。
ご祭神は不明ですが、「かっぱ様」とも呼ばれているそうです。
※以下、於咲稲荷神社・浪除稲荷神社・森稲荷神社の3社は住吉神社の境内にあるわけではないのですが、同じ佃住吉講が管理しているため、便宜上こちらで解説させていただきます。
かっぱ様!
水泳できるようになるかな?
於咲稲荷(おさきいなり)神社・浪除稲荷(なみよけいなり)神社
ご祭神
稲荷大明神(いなりだいみょうじん)
住吉神社から徒歩2分ほどの位置の「佃小橋」の近くに鎮座しているのが於咲稲荷神社と浪除稲荷神社です。
創建年は不明。
ご祭神に、稲荷大明神を祀っており、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・安産・万病平癒・防火などのご利益があるとされています。
ご祭神が正一位伏見稲荷大明神であることから、伏見稲荷のご祭神を勧請したと言われています。
森稲荷神社(もりいなりじんじゃ)
ご祭神
稲荷神(いなりしん)
佃小橋を渡り、於咲稲荷神社・浪除稲荷神社の対岸の位置に鎮座しているのが「森稲荷神社」です。
住宅街に突如現れるので不思議な感じがします。
住吉神社へのアクセス
最後に住吉神社へのアクセス方法をまとめておきます。
公式サイトはこちら
https://www.sumiyoshijinja.or.jp/
所在地
〒104-0051 東京都中央区佃1丁目1−14
電車・バスの場合
東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島駅」(6出口)徒歩5分
車の場合
専用の駐車場はありません。近くのコインパーキングを利用しましょう。
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住吉神社の解説はどうだった?
すごく参考になった!
なんか、稲荷系の神社が多かった!
そうだね!
さっそく、参拝に行こうか!
櫻井がどうしてもって言うなら、しょうがないな〜!