【東京】亀戸香取神社【スポーツ勝利祈願のパワースポット】

亀戸香取（かめいどかとり）神社の概要

亀戸香取神社は東京都江東区にある神社です。

天智天皇4年（665）に創建されたと伝えられる江東区有数の歴史の深い神社として知られています。

亀戸”香取神社”という名称からもわかるように、千葉県の香取神宮と縁が深く、ご祭神は「経津主神(ふつぬしのかみ)」であり、アマテラスの命によりタケミカヅチと共に高天原から降臨し、国譲りをオオナムチに迫った神様として知られています。

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経津主神が軍神であることと、藤原秀郷が奉納した勝矢・藤原鎌足が奉納した太刀があることから、剣豪から崇敬されてきたと言われています。

そこから現在ではスポーツ勝利祈願の神として有名になり、アスリートや学生など、勝利を願う参拝者が訪れるようになりました。

境内には、体の悪い箇所を治してくれるパワースポットもあるので、スポーツをしていない人にもおすすめできる神社です。

アクセスとしては、JR「亀戸駅」より徒歩10分ほど。

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亀戸香取神社参拝前の前提知識

亀戸香取神社の由来

天智天皇4年（665）に藤原鎌足（ふじわらのかまたり）が亀の島（現在：亀戸）に香取神宮の御分霊を勧請し旅の安泰を祈ったことが始まりです。

平将門が乱を起した時に、藤太秀郷（ふじわらのひでさと）が亀戸香取神社に戦勝祈願し、乱を鎮圧できたことにより、勝運の神社として有名になりました。

乱の鎮圧後、藤太秀郷がご利益に感謝して亀戸香取神社に奉納した弓矢は「勝矢」と命名されました。

亀戸香取神社は、葛飾神社香取太神宮（かつしかじんじゃかとりだいじんぐう）呼ばれ、徳川家に厚く信仰され、古都古跡12社の内の一つにも数えられました。

亀戸大根之碑

亀戸は江戸時代から大根の名産地です。

昔からの言い伝えで、亀戸大根は多くの福をもたらすと言われており、「福分け大根」とも呼ばれるほど、ご利益のある食べ物とされています。

毎年3月には、福分け祭りという亀戸大根の収穫を祝うお祭りが行われ、亀戸大根のお味噌汁が無料で振舞われるそうです。

ぜひ、お味噌汁を飲んで福を分けてもらってはいかがでしょうか。

スポーツ選手に人気

源頼朝や徳川家康などの武将や多くの武闘家、歴代天皇が祈願に訪れ、現在ではアスリートが祈願に訪れています。

亀戸香取神社に訪れたアスリートは、参拝後の大会で日本新記録を更新したり、自己ベスト記録を更新するなど、とてもご利益が高い神社として知られています。

参道には、「スポーツ灯篭」という有名アスリートのサインが書いてある灯篭が並んでいます。

亀戸香取神社の境内案内

社殿

ご祭神
経津主神(ふつぬしのかみ)

経津主神は、国家鎮護の神として拝められている、武将の祖神ですが、日本の守護を固めたことで、農業と深い関わりを持ち、国土を発展させたことで、産業の祖神とも言われています。

圧倒的な強さで神様をまとめ上げた武神でもあり、勝利の神様です。亀戸香取神社が、スポーツ勝利の神社として有名なのは、経津主神のご利益です。

大国主神と恵比寿神の像

大国主神と恵比寿神の像で、自分の体の不調箇所と同じ個所を洗い清め祈願すると治るとされています。また、一年の無事と健康を願うと良いそうです。

像の前にある水瓶の中身は、隣にある亀が井戸の水です。亀戸の地名の由来とされる井戸を再興したもので、この井戸の水は聖水とされています。

熊野神社・三峯神社・水神社

ご祭神
水波能女神（みづはのめのかみ）
國常立命（くにとこたちのみこと）
伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
伊弉冊尊（いざなみのみこと）
日本武尊（やまとたけるのみこと）
家津御子大神（けつみみこのおおかみ）

水神社のご祭神は、水波能女神です。安産祈願や子授かりのご利益があります。

三峯神社のご祭神は、國常立命・伊弉諾尊・伊弉冊尊・日本武尊です。縁結び・商売繁盛・学業成就・厄除け・交通安全のご利益があります。

熊野神社のご祭神は、家津御子大神です。商売繁盛・健康成就、祈願成就、開運招福のご利益があるとされています。

福神社

ご祭神
大国主神（おおくにぬしのかみ）
恵比寿神（えびすしん）

右から二番目の神社が福神社です。

大国主神と恵比寿神の2柱を祀っています。

縁結び・子授かり・夫婦和合・五穀豊穣・病気平癒・交通安全・商売繁盛のご利益があるとされています。

稲足神社

ご祭神
面足神（おもだるのかみ）
惶根神（かしこねのみこと）

赤い首巻をしている狐の像が置いてある神社が稲足神社です。

ご祭神は面足神と惶根神の2柱です。面足神(男神）と惶根神（女神）は神世七代の第六代目の神で、自然界の陰と陽を神格化したものと言われています。

また、相殿に金山毘古神（かなやまひこのかみ）と宇賀御魂神（うかのみたまのかみ）も祀られています。

美容関連・技芸上達、夫婦円満・縁結びのご利益があるとされています。

天祖神社

ご祭神
天照大御神（あまてらすおおみかみ）

一番左の灯篭が手前に置いてある神社が天祖神社です。

江東区で最も古い神社だとされ、昭和63年（1988）に亀戸香取神社の境内に遷座されました。

明治以前は入神明宮（いりしんめいぐう）と呼ばれていたそう。

天祖という名称から連想されるように、ご祭神は天照大御神であり、開運・勝運・健康長寿・出世開運・子孫繁栄・厄除け・所願成就のご利益があるとされています。

勝石

勝石という比較的新しいパワースポットもあります。

約5トンの巨大な石は、亀戸香取神社の始まりとされる「藤原鎌足が亀の島に香取神宮の御分霊を勧請し旅の安泰を祈った」言い伝えに関係していると言われています。

石の上の白いものは太刀の彫刻です。

勝石に願いを込めながら触れると勝運を貰えるとされています。

亀戸香取神社へのアクセス

最後に亀戸香取神社へのアクセス方法をまとめておきます。

公式サイトはこちら
https://www.kameido-katori.com/

所在地

〒136-0071 東京都江東区亀戸3-57-22

電車・バスの場合

• JR総武線「亀戸駅」（北口）より徒歩10分
• 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩10分

車の場合

無料で利用できる駐車場があります。〈駐車台数：数台程度〉

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