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【和歌山】伊太祁曽神社【木の神様を祀るパワースポット】
たぬきね、植林のボランティア行ってくる!
それは良いね!
木といえば、おたぬきは和歌山県にある「伊太祁曽神社」は知ってる?
ん?どんな所なの?
ご祭神に、木の神様である五十猛命を祀っている神社だよ!
林業や木工業の関係者から厚い信仰を集めているんだ!
そんな神社があるんだ!
教えて!
うん!
今から詳しく解説していくね!
伊太祁曽(いたきそ)神社の概要
伊太祁曽神社は和歌山県和歌山市伊太祈曽にある神社です。
紀伊国一宮として知られる、社格の高い神社です。
主祭神は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の御子神である五十猛命(いたけるのみこと)です。
五十猛命は、妹神である「大屋都比賣命」(おおやつひめのみこと)と「都麻津比賣命」(つまつひめのみこと)の2柱と共に、日本中を緑あふれる地にした逸話から、「木の神様」として崇敬されています。
日本中を緑にしたなんてすごいね!
木に関する神様を祀っているということで、林業や木工業の関係者から特に厚い信仰を集めています。
また、和歌山県では、初詣に「西国三社参り」を行う風習があり、伊太祁曽神社はその内の1社に数えられています。
初詣だけでなく、そのご神徳の高さから年中多くの参拝者でにぎわいます。
幅広いご利益を頂けますが、特に厄除けのご利益が高いとされています。
アクセスは、和歌山電鐵貴志川線「伊太祈曽駅」より徒歩5分ほど。
駅の近くに鎮座していますが、境内を巡る際に山中を歩くため、動きやすい恰好で訪れることをおすすめします。
伊太祁曽神社参拝前の前提知識
伊太祁曽神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を2つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
伊太祁曽神社の歴史
創建年代は不詳。
一番古い記録として大宝2年の「続日本紀」に記録が残されている為、創建年数は大宝2年(西暦702年)から数えられています。
しかし、垂仁天皇16年(紀元前14年)に和歌山市秋月へ遷宮した日前宮(にちぜんぐう)の境内に祀られていたと伝えられていることから、垂仁天皇16年には創建されていたのではないかとも言われています。
垂仁天皇16年に山東(現在:伊太祈曽)へ遷座されたと言われていますが、この際、現在の社殿の位置より南東に500mほど離れた「亥の森」と呼ばれる森に遷座されたそうです。
現在地に遷座されたのは、「寛永記」によれば和銅6年(713)と言われています。
平安時代には延喜式神名帳に記載されるほど皇室から崇拝されており、古来から今まで人々に崇拝されてきた神社です。
また、新義真言宗の根来寺との関係が深く、境内には真言宗の寺院も存在していたそうです。
西国三社の1社
伊太祁曽神社は、西国三社の1社に数えられています。
西国三社とは、下記の3社を指します。
- 日前宮
- 伊太祁曽神社
- 竈山神社
昔から和歌山では初詣にこの3社をお参りする「西国三社参り」の風習があり、西日本屈指のパワースポットとされています。
西国三社なんてあるんだ。
伊太祁曽神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
拝殿
ご祭神
五十猛命(いたけるのみこと)
大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
都麻津姫命(つまつひめのみこと)
拝殿には、木の神であり「林業の神様」や「命の神様」と呼ばれている五十猛命が祀られています。
脇殿には、樹木の女神である大屋津姫命と都麻津姫命の2柱が祀られています。
開運招福・厄除け・商売繁盛・建築安全・林業守護・木工業守護・建築業守護のご利益があるとされています。
厄難除け木の俣くぐり
拝殿内には樹齢800年または1000年以上と言われているご神木がありましたが、昭和37年に落雷の被害に遭い、現在はその幹が残されています。
「厄難除け木の俣くぐり」では、木の穴をくぐると厄除けのご利益があるとされています。
これは『古事記』に由来しています。
神代、大国主神(おおくにぬしのかみ)が八十神(やそがみ)に命を狙われていました。
大国主神は、母神である刺国若比売(さしくにわかひめ)によって、五十猛命(いそたけるのみこと)のところへ逃げ、五十猛命の助言により木俣をくぐり助かりました。
この神話から「木の俣をくぐると難から逃れられる」と言われているんだよ。
そうなんだ!
※木の俣くぐりには初穂料100円が必要です。
氣生(きしょう)神社
ご祭神
五十猛命の荒御霊(いたけるのみことのあらみたま)
「荒御霊」とは、神の荒ぶる側面のことであり、気が多くご利益が高いとされる反面、疫病や災いを引き起こすともされています。一方で、「和御魂」は、神の優しい側面のことであり、ご神徳を授けると言われています。
伊勢神宮では個人的なことは「荒魂」に祈願するように言われているので、伊太祁曽神社でも個人的な願いごとは氣生神社が良いのかもしれません。
おいしいお芋に囲まれますように…。
祇園(ぎおん)神社
ご祭神
須佐男神(すさのおのかみ)
厄除けの神様である須佐男神を祀っています。
伊太祁曽神社の主祭神「五十猛命」(いたけるのみこと)の親神でもあります。
開運厄除け・無病息災・家内安全・五穀豊穣・学問上達・縁結びのご利益があるとされています。
蛭子(ひるこ)神社
ご祭神
蛭子大神(ひるこのおおかみ)
明治の神社合祀令によって近隣の産土神であった22柱を合祀して、こちらの蛭子神社に祀りました。
中央扉に主祭神である蛭子大神を祀り、その左右にある扉に一柱ずつ祀られている合祀殿です。
22柱も!?
お猿石
社の前にある「お猿石」は必ず撫でましょう。
古来より、撫でると首から上の病気が治ると言われています。
仕事による脳や目の疲れを癒すためにも撫でると良いでしょう。
なでなで。
櫛磐間戸神社
ご祭神
櫛磐間戸神(くしいわまどのかみ)
豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)
一の鳥居の横に鎮座しています。
門守の神である櫛磐間戸神と豊磐間戸神が祀られています。
悪霊退散・厄除けのご利益があるとされています。
神宮遥拝所
拝殿奥に神宮遥拝所があります。
こちらから伊勢神宮の方角を向いて遥拝できます。
御井(みい)社
ご祭神
弥都波能売神(みづはのめのかみ)
御井神(みいのかみ)
祇園神社から坂道を下ると御井社があり、水の神さまと井戸の神さまが祀られています。
社殿の前にある井戸からは、「いのちの水」と呼ばれる神水が湧き出ています。
いのちの水
山中にある井戸から湧いている水が 「いのちの水」 と呼ばれているご神水。
古来より病人に飲ませると元気になると伝えられています。
飲むと活力をいただけるので、全国から多くの方が飲みに来られるそう。
たぬきも飲みたい!
奥宮:丹生神社(にうじんじゃ)
ご祭神
丹生津姫命(にうつひめのみこと)
丹生津彦命(にうつひこのみこと)
伊太祁曽神社の境外社の一つです。
奥宮「丹生神社」は、明王寺の隣に鎮座しています。
本殿から約4kmほど北へ進んだところにあります。
秋に行われる例祭では、こちらの丹生神社までお神輿を担いで行くそう。
旧社地:三生神社(みぶじんじゃ)
ご祭神
五十猛命(いたけるのみこと)
大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
都麻津姫命(つまつひめのみこと)
伊太祁曽神社の境外社の一つです。
三生神社は伊太祁曽神社の旧社地であり、冒頭で触れた「亥の森」がこちらです。
現在では神社の社はありませんが、小さな祠が鎮座しています。
伊太祁曽神社へのアクセス
最後に伊太祁曽神社へのアクセス方法をまとめておきます。
公式サイトはこちら
https://itakiso-jinja.net/
所在地
〒640-0361 和歌山県和歌山市伊太祈曽558
電車の場合
- 和歌山電鐵貴志川線「伊太祈曽駅」より徒歩5分
車の場合
阪和自動車道「和歌山南I.C.」を下り車で5分
無料でご利用できる駐車場があります。〈駐車台数:50台〉
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伊太祁曽神社の解説はどうだった?
すごく参考になった!
木の神様を祀っているだけあって、境内は緑豊かなんだね!
そうだね!
おたぬきも参拝してみてね!
うん!
ボランティアの前に行ってくる!