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【東京】鳥越神社【平将門北斗七星巡り①】
た、た、たぬき〜♪たぬきも飛ぶぞ〜♪
おたぬき楽しそうだね!
どうしたの?
たぬきも鳥みたいに、お空飛ぶの〜
東京都にある「鳥越神社」は知ってる?
ん?どこそれ?
平将門の首が飛び越していったという伝承が有名なんだよ。
こわい…。
今から詳しく解説していくね!
鳥越(とりこえ)神社の概要
鳥越神社は東京都台東区鳥越に鎮座している神社です。
鎮座地である「鳥越」という地名の由来になっています。
創建は白雉2年(651)。鎮座してから1350年もの歴史がある古社です。
ご祭神には日本武尊[ヤマトタケル]が祀られており、天児屋根命[アメノコヤネ]、東照宮公[トウショウグウ]の2柱が相殿。
鳥越神社の例大祭である「鳥越祭」では、都内最大と言われている「千貫神輿(せんがんみこし)」を見ることができます。特に夕刻に行われる、火が灯された宮入道中は「鳥越の夜祭り」として人気です。
アクセスは、「蔵前駅」より徒歩5分の場所に鎮座しています。
周辺には、浅草寺や榊神社、須賀神社、蔵前神社、銀杏岡八幡神社が鎮座しており、その他、上野動物園、東京国立博物館、アメ横、スカイツリーなどの観光スポットも比較的近距離にあります。
手水舎の横には、神社では珍しいデジタルサイネージの案内板があるんだよ。
デジタルサイネージって何?
・・・。
鳥越神社参拝前の前提知識
鳥越神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を3つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
鳥越神社の由来
白雉2年(651)、日本武尊が東征の際にこの地に滞在しました。その後、村民が白鳥明神として日本武尊を祀ったのが鳥越神社の始まりとされています。
永承年間(1046~52)、源義家が奥州征伐の際にこの地を訪れたとき、周辺には内海が広がっていましたが、白い鳥が浅瀬を教えてくれた結果、軍勢は大川(現在:隅田川)を無事に渡ることができたとか。
義家は、これは白鳥明神の加護であると感謝し、鳥越明神の社号を奉納しました。これにより、この辺りは鳥越の里と呼ばれるようになりました。
かつて鳥越明神は姫ヶ池(現在:小島一丁目)から浅草森田町(現在:蔵前四丁目)までの広大な境内を有していて、末社の熱田明神(現在:熱田神社)と第六天神(現在:第六天榊神社)の三社を合わせて「鳥越三所明神」と称され、厚い崇敬を受けていたそうです。
正保2年(1645)、徳川幕府が鳥越山を切り崩すことにしたため、末社であった第六天神と熱田明神は遷座され、鳥越明神のみがこの場所に残り、現在も鳥越神社として鎮座しています。
大正14年(1925)、関東大震災により松平神社が焼失したため、松平神社のご祭神であった東照宮公が合祀されました。
平成13年(2001)、志々岐(ししき)神社が境内に遷座され、鳥越神社の末社になりました。
平将門北斗七星巡り
平将門北斗七星巡りとは、平将門にゆかりのある7つの神社を訪れる巡りです。これらの神社は特定の順番で巡ることにより北斗七星の星座の形が浮かび上がるので、北斗七星巡りと呼ばれています。
巡る際には、以下の3つに気を付けて巡りましょう。
・日没までに巡りきること
・順番を守ること
・巡ってる途中で他の神社に立ち寄らないこと
下記の7つの神社を上から順番に巡りましょう。
- 鳥越神社(東京都台東区)
- 兜神社(東京都中央区)
- 平将門首塚(東京都千代田区)
- 神田明神(東京都千代田区)
- 筑土八幡神社(東京都新宿区)
- 水稲荷神社(東京都新宿区)
- 鎧神社(東京都新宿区)
平将門北斗七星巡りは、別称で結界巡りと呼ばれるほど影響のある神社巡りです。順番通りに巡りましょう。
反対の順番で巡ると「陽」から「陰」に反転し、不吉とされています。気をつけてくださいね。
平将門との関係性
鳥越神社と平将門の関係性は明確ではないのですが、一説には「平将門の首が飛び越していったので鳥越(=飛び越え)となった」という話があります。
神田明神は平将門の「体」が埋まっていることから「 体 → からだ → かんだ 」になったのが名前の由来とされていることもあり、鳥越神社も平将門の首が飛び越したことが名前の由来ではないかと考えられているようです。
寛政8年(1796)の古今前句集には、「鳥越で 食えば神田で 腹が減り」(意味:首が鳥越にあり、胴体は神田にあるので、鳥越でいくら食べても腹は減る)という川柳が掲載されました。
へー。お腹減っているのたぬきと一緒だ。
鳥越神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
拝殿
ご祭神
日本武尊[ヤマトタケル]
相殿
–天児屋根命[アメノコヤネ]
–東照宮公[トウショウグウ]
昭和21年(1946)に社殿が再建されました。
ご祭神には、武神である日本武尊が祀られています。また、出世の神様である天児屋根命、徳川家康が神格化した東照宮公が相殿。
国土平穏・商売繁盛・出世開運・開運招福・厄除け・学業成就・子孫繁栄・良縁祈願・家内安全のご利益があります。
福寿(ふくじゅ)神社
ご祭神
倉稲魂命[ウカノミタマ] ※お稲荷様
大黒天 ※七福神
恵比寿 ※七福神
菅原道真
ご祭神には、商売繁盛の神様である倉稲魂命、開運の神様である大黒天、豊漁の神様である恵比寿、学問の神様である菅原道真が祀られています。
五穀豊穣・商売繁盛・出世開運・金運上昇・諸願成就・延命長寿・家内安全・学問成就のご利益があります。
志々岐(ししき)神社
ご祭神
豊玉姫命[トヨタマヒメノミコト]
平成13年(2001)、長崎県対馬市に鎮座していた「志々伎神社」から勧請されました。
ご祭神には、安産の神様である豊玉姫命が祀られており、安産・子宝・育児祈願・水難除けのご利益があります。
鳥越神社へのアクセス
最後に鳥越神社へのアクセス方法をまとめておきます。
所在地
〒111-0054 東京都台東区鳥越2-4-1
電車の場合
- JR総武線「浅草橋駅」(西口)より徒歩8分
- 都営浅草線「蔵前駅」より徒歩5分
- 都営大江戸線「新御徒町駅」より徒歩8分
バスの場合
「蔵前一丁目」バス停より徒歩5分
車の場合
専用の駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用しましょう。
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鳥越神社の解説はどうだった?
すごく参考になった!名前の由来が面白いね!
それはよかった!たぬきも参拝してみてね!
うん!たぬきも飛んで向かう〜