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【茨城】鹿島神宮【人生の勝負事を成功させるパワースポット】
おたぬき、ただいま!
櫻井、お仕事おつかれ〜
今日は何してたの?
今日はね、大きな商談をまとめてきたよ!
すごいね!
でも、何でいつもそんなに商談がまとめられるの?
鹿島神宮に参拝しているからかな。
鹿島神社?どこそれ?
今から詳しく解説していくね!
鹿島神宮(かしまじんぐう)の概要
鹿島神宮は茨城県鹿嶋市宮中にある神社です。
創建は、神武天皇元年(紀元前660)。
そんなに歴史があるの!?
全国に約600社ある鹿島神社の総本宮がここ。
香取神宮・息栖神社とともに東国三社巡りの一社に数えられており、地図上で3社を結ぶと、直角2等辺三角形になり、神聖なエリアだと言われています。
『延喜式』の「神名帖」に記載されている全国の神社の中で、伊勢神宮のほかに「神宮」と名付けられている神社は鹿島神宮と香取神宮のみだという点を考えても、鹿島神宮はものすごく格式高い神社であることがわかります。
ご祭神に、武甕槌大神[タケミカヅチ]を祀っており、『日本書紀』では経津主大神[フツヌシ]と共に出雲の国譲りで功をなした神様だと伝えられています。
- 縁結び
- 武道上達
- 勝利祈願
- 勝運向上
- 病気治癒
- 厄除開運
- 安産祈願
などのご利益があるとされています。
とりわけ勝運のご利益が高く、古来は鹿島神宮と共に「国家鎮護の軍神」「勝利の神様」「武術の神様」として朝廷や武士から崇敬されてきました。
現在でも、Jリーグ鹿島アントラーズなどのスポーツ選手が毎年必勝祈願に訪れるほど崇敬されています。
・大事な商談を成功させたい
・受験合格したい
・プロポーズを成功させたい
など、人生における大事な勝負事を控えている方におすすめのパワースポットですよ!
東京ドーム15個分の広さを誇る境内地には、見どころが豊富です。特に、以下の3箇所はおすすめなので、ぜひ訪れてみてください。
- 御手洗池:1日に40万リットル以上の水が湧き上がり、水底が見えるほど澄んでいる池。昔は参拝前の禊に用いられていたそうで、現在では大寒禊が体験できます。
- 樹叢(じゅそう):茨城県指定天然記念物に指定されている森。600種類以上の巨樹が生い茂っており、南のみで生育している植物と北のみで生息している植物が両方生息していて珍しいです。
- 鹿島神宮宝物館:徳川家などの武将達が奉納した国宝などを見ることができます。武甕槌大神が用いた日本最古最大の神剣「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」などが展示されています。
アクセスは、鹿島線「鹿島神宮駅」より徒歩10分。
周辺には、坂戸神社や息栖神社、沼尾神社、香取神宮が鎮座しています。
鹿島神宮参拝前の前提知識
鹿島神宮を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を4つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
鹿島神宮の由来
神武天皇元年(紀元前660)、神武天皇が創建。
神話時代、神武天皇は東征の途中、熊野の土地神の毒で軍は壊滅的な状況に陥りましたが、武甕槌大神の神剣である「韴霊剣[フツノミタマノツルギ]」の神威により軍は勝利。
神恩に感謝した神武天皇は、神武天皇元年(紀元前660)に現在の鎮座地に鹿島神宮を創建したとされています。
神話「出雲の国譲り」について
ご祭神であるタケミカヅチは「出雲の国譲り」で登場する神様です。
「国譲り?なんとなくは知ってるけど…」という方は鹿島神宮参拝前に簡単に復習しておきましょう。
※この神話に出てくる「葦原中国(あしはらのなかつくに)」は、出雲地方を指しています。
はるか昔、葦原中国は大国主神[オオクニヌシ]が治めており、神々が争い乱れていました。
その様子をご覧になった天照大神[アマテラス]は息子が収めるべきだと考え、八百万神に教えられた天穂日命[アメノホヒ]を遣わします。
しかし、葦原中国を平定するどころか、大国主神の家来になってしまいました。
次に、天稚彦[アメノワカヒコ]を遣わしました。
しかし、大国主神の娘である下照姫[シタテルヒメ]を妻にしてしまい、またしても帰ってきませんでした。
裏切りが二度続いたので、もう一度八百万神に相談したところ、神々が「経津主大神[フツヌシ]こそふさわしい」と口を揃えて言います。
そこへ、武甕槌大神[タケミカヅチ]が名乗り出たので、二柱を葦原中国に遣わしました。
久那戸神[クナド]と天鳥船命[アメノトリフネ]の二柱に道案内をされ、稲佐の小汀(いなさのおはま)に着いた経津主大神と武甕槌大神は、十握剣[トツカノツルギ]を抜き、逆さに突き立て、剣の上であぐらをかき言いました。
「葦原中国は天照大神の息子が統治する」
それを聞いた、大国主神の息子である建御名方命[タケミナカタ]が「欲しければ力比べをしろ」と言いました。
建御名方命は武甕槌大神の強さに命乞いをし、葦原中国を譲りました。
経津主大神と武甕槌大神は、大国主神から平国の広矛[クニムケノヒロホコ]を受け取り、葦原中国の神々を平定して、天照大神の元へ復命されました。
以上が「国譲り」神話の簡潔な内容です。
神話って面白いよね。
東国三社
国譲り神話に出てくる、神々をそれぞれお祀りしている神社を総称して「東国三社」と呼び、三社詣りすることで、強力なご利益が授かれるとされています。
東国三社は、以下の3社です。
- 香取神宮(千葉県香取市)
- 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
- 息栖神社(茨城県神栖市)
香取神宮(かとりじんぐう)では、経津主大神を祀っています。
鹿島神宮(かしまじんぐう)では、武甕槌大神を祀っています。
息栖神社(いきすじんじゃ)では、経津主大神と武甕槌大神の道案内をした、久那戸神と天鳥船命の二柱を祀っています。
ご祭神が葦原中国を平定した神であり「国家鎮護の軍神」「勝利の神様」「武術の神様」と呼ばれていたことから、皇室からも厚く崇敬されてきました。
鹿島神宮参拝の際は、もう少し足を伸ばして香取神宮と息栖神社も訪れてみてはいかがでしょうか。
鹿島七不思議
鹿島神宮には、七不思議があるとされています。
面白そう!気になる!
以下を巡ってみるのもおすすめです。
①要石:地震を引き起こす大鯰の頭を押さえ鎮めているとされる石。この石のおかげで鹿島地方に地震の被害がないと言われています。徳川光圀が大勢で七日七晩この石を掘り続けても、掘り起こすことができなかったとされる石です。
②御手洗池:かつて参拝前に身を清めるために浸かったとされる池。大人でも子供でも水面が胸の高さまでしかなく、人によって水位が変わるとされる不思議な池です。
③末無川:鹿島神宮境外にある川。川の流れが途中で地下に潜って途切れているため、最後どこに流れ着くのか分からないそうです。
④藤の花:藤原鎌足が植えたとされる藤の木。咲いた花の数で作物の豊凶が占えたそうです。※現在、生存は確認されていません。
⑤海の音:聞こえる方角で天候を占える鹿島灘の波の音。北から聞こえると晴れ、南から聞こえると雨になるそうです。
⑥根上りの松:鹿島神宮境内にあるすべての松の木は、何度伐採しても枯れることがないそうです。
⑦松の箸:鹿島神宮境内の松で作られた箸からはヤニが出ないとされています。※現在、箸作りは行っていません。
鹿島神宮の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
楼門
阿蘇神社(熊本県)と筥崎宮(福岡県)の楼門に並び、日本三大楼門の一つに数えられています。
楼門は重要文化財に指定されており、楼門の左右にある回廊は鹿嶋市指定文化財に指定されています。
寛永11年(1634)、水戸徳川初代藩主である頼房卿が、大宮司である則広に徳川家光の病気平癒を依頼したところ、病気が治り、感謝の意を込めて奉納。
楼門の「鹿島鳥居」という額は、日露戦争などで指揮をとった東郷平八郎の筆です。
拝殿
ご祭神
武甕槌大神[タケミカヅチ]
社殿は、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる複合社殿。重要文化財に指定されています。
本殿は慶長10年(1605)に徳川家康から、その他は元和5年(1619)に徳川秀忠が創建。
ご祭神には、武神である武甕槌大神が祀られており、武道上達・国家鎮護・病気治癒・厄除開運のご利益があります。
高房社
ご祭神
建葉槌命[タケハズチ]
ご祭神に、武甕槌大神が葦原中国を平定する際に最後まで服従しなかった天香香背男[アメノカガセオ]を抑えた建葉槌神を祀っており、商売繁盛のご利益があります。
古来より高房社を参拝してから本宮を参拝する習わしがあります。
大黒社
ご祭神
大国主命[オオクニヌシ]
明治以降に創建。
古来より夏越祓の日には、大黒社に西瓜を供えて参拝する習わしがあります。
夏越祓の日?
夏越祓の日とは、半年間の穢れを落とし残り半年の息災を祈願する、6月30日に行われる神事のことだよ。
ご祭神には、縁結びの神である大国主命が祀られており、縁結び・子授り・夫婦和合のご利益があります。
須賀社
ご祭神
素盞嗚尊[スサノオ]
暴風雨を司る素盞嗚尊を祀っており、病難除去・厄除けのご利益があります。
熱田社
ご祭神
素盞嗚尊[スサノオ]
稲田姫命[イナダヒメ] ※櫛名田比売[クシナダヒメ]
明治以前は七夕社と称されていました。
ご祭神には、暴風雨を司る素盞嗚尊、農耕神である稲田姫命の2柱が祀られています。
病難除去・厄除け・縁結び・夫婦和合・厄除け開運のご利益があります。
奥宮
ご祭神
武甕槌大神[タケミカヅチ]の荒玉
現在の社殿は、慶長10年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に奉納。かつては現在の本殿がある位置に、本宮として鎮座していました。
慶長24年(1619)、現在地に遷座。
ご祭神には、本殿に祀られている武甕槌大神の荒魂が祀られています。荒魂は神の荒ぶる魂であり、新しい物事を生み出すエネルギーを内包しており、前に進む力を司っています。
道を開きたい方、新しい物事に挑戦したい方には、おすすめのパワースポットです。
要石
要石には強い霊力が宿っており、「地震封じの要石」とも言われています。
ここで、要石に関する有名な伝承をお話しします。
古来より地震は地中に潜む大ナマズが暴れて起こすのだと考えられていました。
そこで、武甕槌大神と経津主大神の2柱は地中深くに石棒を差込み、大ナマズの頭と尾を刺し通して暴れないようにしました。
要石は香取神宮と繋がっており、鹿島神宮は凹型の要石で頭を押さえいて、香取神宮は凸型の要石で尾を押さえているとされています。
これにより、この地域では大きな地震がないと伝えられています。
地上に出ている部分は小さいですが、地中部分は巨大で、決して抜くことができないと言われています。
徳川光圀も、要石の正体を突き止めようと掘らせましたが、掘りきれなかったとか。
新海誠監督の『すずめの戸締まり』を彷彿させます。
御神木
樹齢約1,300年、高さ約40mもある杉です。
鹿島神宮の森で最も古く、最も大きな木です。
御厨社
ご祭神
御饌津神[ミケツ] ※宇迦之御魂神[ウカノミタマ]
中祭以上の私祭の前に、御厨社へ神饌を供えておまつりする習わしがあります。
ご祭神に、食物を司る御饌津神を祀っており、商売繁盛・五穀豊穣のご利益があります。
三笠社
ご祭神
三笠神[ミカサ]
鹿島神宮が鎮座する三笠山の地守の神である三笠神を祀っています。
稲荷社
ご祭神
保食神[ウケモチ]
穀物を司る保食神を祀っており、農業守護・漁業守護・開運招福・災難厄除けのご利益があります。
熊野社
ご祭神
伊弉諾命[イザナギ]
事解男命[コトサカオ]
速玉男命[ハヤタマオ]
国生みの神である伊弉諾命、熊野権現である速玉男命と事解男命の3柱を祀っています。
恋愛成就・厄除開運・病気平癒・縁切りのご利益があります。
祝詞社
ご祭神
太玉命[フトダマ]
左が祝詞社です。
占いの神である太玉命を祀っており、災難除け・厄除け・方位除け・占術向上のご利益があります。
津東西社
ご祭神
高龗神[タカオカミ]
闇龗神[クラオカミ]
右が津東西社です。
水神である高龗神と闇龗神を祀っており、祈雨・止雨・農水安全・治水のご利益があります。
鹿園
奥参道の途中にある鹿園には、約20頭の鹿が飼育されています。
1300年前に春日大社(奈良県)が創建された際、武甕槌大神のご分霊を鹿に乗せて遷座させたそうです。
また、武甕槌大神が、経津主大神との手紙のやり取りの際に鹿を遣ったとも言い伝えられています。
このことから、鹿島神宮では鹿を神の使いとして扱い、神鹿(しんろく)として親しまれています。
鹿園では、鹿への餌やり体験ができるんだよ。
たぬきも餌やりしたい!
鹿島神宮へのアクセス
最後に鹿島神宮へのアクセス方法をまとめておきます。
詳細はこちら
https://kashimajingu.jp/
所在地
〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306−1
電車の場合
- 鹿島線「鹿島神宮駅」より徒歩10分
車の場合
周辺には駐車場が3か所ありますが、場所によって利用料金が異なるので注意が必要です。
- 参拝者第一駐車場〈駐車台数:60台〉
利用料金:300円
表参道突き当たり大鳥居脇にある駐車場です。 - 参拝者第二駐車場〈駐車台数:55台〉
利用料金:無料 ※土日祝日・繁忙期は有料の場合があります。
徒歩5分の場所にある駐車場です。 - 宮中地区駐車場〈駐車台数:150台〉
利用料金:無料(平日)・500円(土日祝)
徒歩5分の場所にある駐車場です。
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鹿島神宮の解説はどうだった?
すごく参考になった!七不思議気になる!
それはよかった!おたぬきも参拝してみてね!
うん!たぬきも勝運欲しい!