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【京都】白峯神宮【スポーツの守護神】
おたぬき、何しているの?
今度、かけっこ競争があるからその練習をしているの!
そしたら、大会前に京都の「白峯神宮」に行くことをおすすめするよ。
ん?どこそれ?
蹴鞠の神様を祀っている神社で、スポーツ全般にご利益があると人気のパワースポットだよ!
それは行かないと!
どんな神社か教えて!
うん!今から詳しく解説していくね!
白峯神宮(しらみねじんぐう)の概要
白峯神宮は京都府京都市上京区飛鳥井町にある神社です。
創建は、慶應4年(1868)。明治天皇が崇徳天皇と淳仁天皇の慰霊のために、飛鳥井(あすかい)家の邸宅地跡に社殿を建立し、祀ったのが始まりです。
ご祭神には、崇徳天皇[ストク]、淳仁天皇[ジュンニン]の2柱が祀られており、
- 勝運
- 開運
- 心願成就
- 学芸上達
- スポーツ上達
のご利益があるとされています。
アクセスは、今出川駅より徒歩8分ほど。
周辺には、晴明神社や観世稲荷社、金閣寺などが鎮座しています。
白峯神宮参拝前の前提知識
白峯神宮を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を3つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
白峯神宮の由来
創建は、慶應4年(1868)。明治天皇が崇徳天皇と淳仁天皇の慰霊のために、飛鳥井(あすかい)家の邸宅地跡に社殿を建立し、祀ったのが始まりです。
幕末時代、孝明天皇[コウメイ]は保元の乱(1156年)で悲運な最後を遂げた崇徳天皇[ストク]の御神霊を慰めようとしました。
白峰山陵から御神霊を遷座させ、国難を鎮めるための加護を授かろうとしましたが、その前に亡くなってしまいました。
明治天皇は父である孝明天皇の願いを叶えるため、慶応4年(1868)に飛鳥井家の邸宅地跡に社殿を創建し、崇徳天皇の御神霊を祀りました。
明治6年(1873)、淳仁天皇[ジュンニン]の御神霊を淡路島から遷座させ、祀りました。
昭和15年(1940)、「白峯宮」から現在の社号である「白峯神宮 」に改号。
日本三大怨霊の一柱
ご祭神である崇徳天皇は祟り神として知られ、日本三大怨霊や日本三大妖怪に数えられています
日本三大怨霊?
日本三大怨霊とは、平安時代に後継者争いや政敵の陰謀により不遇の死を遂げ、その後、多くの災いを起こしたとされる下記の歴史上の人物3名のことを指します。
- 崇徳天皇
- 平将門
- 菅原道真
なんで、そんなに畏れられているの?
理由を説明するね!
参拝前に押さえておくと良いよ。
崇徳天皇は3歳という若さで天皇に即位しましたが実権を握ることなく、鳥羽上皇の策略により天皇を譲位させられました。
鳥羽上皇の死後、自分の不当な扱いに不満を持ち、実権を奪い返す為に保元の乱を起こしますが後白河天皇に敗れ、島流しという処罰を受けます。
幽閉された崇徳天皇は仏教に傾倒していたため、写本を5つ作成し、寺に奉納してほしいと朝廷に頼みましたが、「呪いが込められている」と送り返されてしまいます。
この屈辱により、崇徳天皇は「妖怪に生まれ変わって無念を晴らす」と誓い、死ぬまで髪と爪を伸ばし、鬼の形相へと変貌。
京に戻ることも叶わず、幽閉されたまま最期の時を迎えました。
崇徳天皇の死後、後白河天皇が死去するまで様々な災いが国内で起こります。
延歴寺の強訴や安元の大火、後白河天皇の身内の不審死など。
これらの災いは崇徳天皇の祟りとされ、罪人ということは取り消され、保元の乱の戦地には崇徳院廟が創建されました。
後白河天皇が死去した後、災いは無くなりましたが、明治になっても天皇から鎮魂の行事を執り行われたそうです。
想像以上だった!
日本三大怨霊が祀られている神社はどこも強力なパワースポットです。
ですが、生半可な氣持ちで参拝するのは控えましょう。
平安時代からの名水「飛鳥井」
境内にある手水舎である「飛鳥井」は、平安時代から名水として知られています。
清少納言の著書である「枕草子」にも、
飛鳥井は、ほりかねの井。
走り井は逢坂なるがをかしき。
山の井、さしも浅きためしになりはじめけむ。
飛鳥井「みもひも寒し」と、ほめたるこそをかしけれ。
玉の井、少将ノ井、櫻井、后町の井。千貫の井。
と記載されているほどの名水です。
8つの名水が挙げられているけど、現存が確認されているのは「飛鳥井」だけなんだよ。
歴史ある名水なんだね。
白峯神宮の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本殿
ご祭神
崇徳天皇[ストク]
淳仁天皇[ジュンニン]
ご祭神には、崇徳天皇[ストク]、淳仁天皇[ジュンニン]の2柱が祀られています。
縁切り・良縁祈願・縁結び・厄除けのご利益があるとされています。
地主社(じしゅしゃ)
ご祭神
精大明神[セイ]
柊大明神[ヒイラギ]
今宮大神[イマミヤ]
白峯天神[シラミネ]
糸元大明神[イトゲン]
ご祭神には、蹴鞠の神様である「精大明神」を始め、「柊大明神」や「今宮大神」、「白峯天神」、「糸元大明神」の5柱が祀られています。
スポーツ上達・芸事上達・厄除け・延命長寿・勝運・必勝祈願・無病息災・延命長寿・学業成就・織物繁栄などのご利益があるとされています。
ご祭神である「精大明神」は、創建の由来である飛鳥井家が代々守護神として邸内にお祀りしてきた神様ですよ。
蹴鞠の神様である「精大明神」を祀っていることから、サッカー関係者から人気があります。サッカー以外にもスポーツ全般にご利益があるため、多くのスポーツ関係者に人気のパワースポットです。
また、蹴鞠はボールを落とさないスポーツであり、合殿している「白峯天神」は学問の神様であることから、「試験に落ちない」縁起の良い場所として、受験生に人気のパワースポットでもあります。
潜龍社(せんりゅうしゃ)
ご祭神
潜龍大神[センリュウ] ※水龍神
昭和30年(1955)に創建。
ご祭神には、寿福長命の神様である「潜龍大神」を祀っています。
社の脇にある「潜龍井」には、潜龍大神のご神力が含まれている神水が湧いており、これを飲むと家系にまつわる様々な悪縁を断ち、盗難除け、災難除け、病気平癒、事業隆昌などのご利益を授かれるとされています。
伴緒社(とものおしゃ)
ご祭神
源為義[ミナモトノタメヨシ]
源為朝[ミナモトノタメトモ]
明治11年(1878)に創建。
弓道の神様であり、源義経の祖父と叔父である、「源為義」と「源為朝」の2柱を祀っています。
勝運・必勝祈願・開運・武道上達のご利益があるとされています。
小賀玉(おがたま)の木
京都市指定天然記念物に指定されている霊木です。
樹齢約800年、高さ約13mの大木であり、霊を招く霊木と言われています。
先ほど紹介した「飛鳥井の名水」は、この霊木の下から湧き出していますよ。
白峯神宮へのアクセス
最後に白峯神宮へのアクセス方法をまとめておきます。
詳細はこちら
http://shiraminejingu.or.jp/
所在地
〒602-0054 京都府京都市上京区飛鳥井町261
電車の場合
烏丸線「今出川駅」(4番出口)より徒歩8分
車の場合
無料駐車場があります。
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白峯神宮の解説はどうだった?
すごく参考になった!
これで、優勝はたぬきのものだ!
それはよかった!
おたぬきも参拝してみてね!
うん!その前にもっとかけっこの練習をしないと!
すごいやる気。