太陽・月・土星の位置を見つけよう【西洋占星術-超入門講座②】

ネイタルチャートから太陽・月・土星を見つけよう

前回の講座では、実際にネイタルチャートを作成し、ホロスコープの基礎を解説しました。

記号がたくさん出てきましたが、いきなり全部を把握していく必要はありません。

重要なものから順を追ってスモールステップで読み解いていきましょう。

まずは超重要天体の太陽・月・土星に絞って見ていきます。

太陽は「自分らしさ」の象徴

このマークが太陽を表しています。

まずはネイタルチャートから太陽を見つけてみましょう。

太陽は、「人生の方向性」や「仕事」を表しています。

太陽系の中心ですから、あなたが社会に見せていくメインの顔であり、「自分らしさ」を象徴していると言ってもいいでしょう。

月は「素の自分」の象徴

このマークが月を表しています。

実際にネイタルチャートから月を見つけてみましょう。

月は、「本心」や「感情」「潜在意識」を表しています。

太陽が「自分らしさ」を象徴しているのに対し、月は「素の自分」を象徴しています。

あなたが、何を安心安全と感じ、どういうときにリラックスするのか、というようなことが月のサインから読み取れます。

誰しも、外にいる時の自分と、家にいる時の自分は違いますよね。月は、家にいてリラックスしている時の自然体の自分と言ってもいいかもしれません。

太陽を輝かせるための、土台になってくれます。

土星は「人生の課題」の象徴

このマークが土星を表しています。

実際にネイタルチャートから土星を見つけてみましょう。

土星は「ルール」や「抑圧」「遅れ」を表しています。

太陽が「自分らしさ」、月が「素の自分」を象徴しているとしたら、土星の象徴は「人生の課題」のようなイメージです。

不要なものをそぎ落としたり、苦手なものを克服させようと、人生をサポートしてくれる「先生」のように働きかけてくれます。

土星に関するところに、苦手意識があったりすることも多いのですが、人生の課題から逃げずにしっかり向き合うことで、良い状態にシフトすることができます。

太陽・月・土星のサインをメモしよう

お疲れ様でした！
今回の講座はここまでです。

ご自身のネイタルチャートから、①太陽・②月・③土星の3天体を見つけ、それぞれサインを確認してみてください。

そして、下記の例に当てはめて、忘れないようにメモしておきましょう。