【東京】宝禄稲荷神社【外れくじと縁切りできるパワースポット】

宝禄稲荷（ほうろくいなり）神社の概要

宝禄稲荷神社は東京都新宿区原町にある神社です。

早稲田に鎮座している「穴八幡宮」の境外末社です。

ご祭神には、商売繁盛のご利益で知られる稲荷大神を祀っています。宇迦之御魂神や倉稲魂命とも呼ばれ、厚く信仰されています。

宝禄稲荷神社では、特にギャンブル、宝くじ、受験、選挙などの当選祈願のご利益が高いとされており、毎年5月22日に行われる「宝禄祭」での「外れくじ供養」が有名です。

元朝参り、宝禄祭、お祭りの時のみ受け取ることのできる「宝禄稲荷勝運札」と「宝禄稲荷神社廣前祈祷之符」は縁起が良いとされているので、勝運を高めたい方は受け取ってみてはいかがでしょうか。

アクセスは、若松河田駅より徒歩5分ほど。

周辺には、ギャンブルに関するご利益が有名な「皆中稲荷神」、金運向上のパワースポットである「穴八幡宮」の二社が鎮座しています。

宝禄稲荷神社の前提知識

宝禄稲荷神社の歴史

創建年数や詳しい経緯は不明ですが、境内の水鉢に寛政11年（1799）と記載されていることから、寛政11年以前に創建されたと言われています。

かつて、富くじ（宝くじの元祖）を買い込んではいつも外して妻に怒られていた百姓がいました。

ある日、男は妻のへそくりを発見し、そのお金で富くじを買いましたが、またしても当たりませんでした。

落胆して帰る途中、牛込の谷を越えたところに小さな祠を発見。

男は祠の近くで一休みして、祠に外れくじを置き帰りました。

その後、男は再び富くじを購入したところ、一番くじを引き当てました。

男の運気は急上昇し、たいそう裕福になりました。

男は祠に感謝し、立派な社を建立しました。

この伝承で伝えられている、男が創建した社が「宝禄稲荷神社」です。

このような経緯から、宝禄稲荷神社は外れくじ供養で知られるようになったものと思われます。

都内有数の縁切り神社

「縁切り神社　都内」で検索すると、宝禄稲荷神社が上位に表示されます。

直球で縁切りのご利益があるわけではないのですが、ハズレくじを供養し、当たりくじを引き寄せるという逸話から、縁切り祈願としても知られるようになったものと思われます。

宝くじに限らず、過去の悪縁を乗り切り、運気を向上させたい方は参拝してみてはいかがでしょうか。

なお、下記の記事では都内の縁切り神社を7社巡りとして解説しています。宝禄稲荷神社についても掲載しているので、ぜひ併せてご覧ください。

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高額当選者共通の宝くじへの願のかけ方

境内に「高額当選者に共通する宝くじの願のかけ方」という紙が貼ってありました。それによると、下記の3ステップが良いとか。

<ステップ1>
まずビニール袋から出す。
↓
<ステップ2>
宝禄稲荷神社の勝運札と一緒に黄色いふくさに包んで、乾の方角に置いて毎朝当たりを念じる。
↓
<ステップ3>
当たった時は、なおのこと宝禄稲荷神社に他の外れたくじを収めて供養する。

今後宝くじを買う際は、この方法を参考にしてみると良いかもしれません。

宝禄稲荷神社の境内案内

本殿

ご祭神
稲荷大神（いなりのおおかみ）

ご祭神には、五穀豊穣の神様である稲荷大神を祀っています。商売繁盛のご利益があるとされていますが、伝承から宝くじ当選祈願に訪れる方が多いです。

本殿の前には一対の神狐が置いてあります。また、社殿の屋根の上にも一対の神狐が置いてあります。

宝禄稲荷神社へのアクセス

最後に宝禄稲荷神社へのアクセス方法をまとめておきます。

所在地

〒162-0053 東京都新宿区原町３丁目１９

電車の場合

• 大江戸線「牛込柳町駅」（西口）より徒歩5分
• 大江戸線 「若松河田駅」（若松口）より徒歩7分

車の場合

駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用しましょう。

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