【群馬】伊香保神社【温泉もある！縁結びのパワースポット】

伊香保（いかほ）神社の概要

伊香保神社は群馬県渋川市伊香保町伊香保にある神社です。

「伊香保温泉」にある365段の石段の頂上に鎮座しています。温泉街が365日ずっと繁盛するように願って、365段の石段に造られているそうですよ。

創建は、天長2年（825）。万葉集でも歌われているほど昔から崇拝されてきた神社です。

ご祭神には、大国主神[オオクニヌシ]、少彦名命[スクナヒコナ]が祀られており、

• 子宝
• 安産
• 子育て
• 縁結び
• 家内安全
• 商売繁盛
• 金運向上
• 健康長寿
• 病気平穏

などのご利益があるとされています。

伊香保温泉の守護神として崇拝されている神社ですが、近年では知る人ぞ知る縁結びのパワースポットとしてデートコースに利用するカップルが多いです。

アクセスは、「渋川駅」からバスに乗車し「伊香保温泉」バス停より徒歩で8分ほど。

伊香保神社参拝前の前提知識

伊香保神社の由来

天長2年（825）、現在地に創建。

明治6年（1873）、「温泉神社」から「伊香保神社」へ改称。

かつて、「いかほ」（鎮座地域の旧称）の山々を「いかつほの神」として崇めていた山岳信仰があったことが、名前の由来かもしれませんね。

なぜ、温泉の守護神なのか

「大国主神」と「少彦名命」の2柱は、温泉の神様として祀られています。

その理由には、「大国主神と少彦名命の開湯伝説」が関係しており、古代に発見された温泉地は大体この2柱が発見したとされています。

実際の、内容は以下のとおりです。

• 有馬温泉：大己貴命と少彦名命が、湯を浴びて傷を癒している三羽のカラスにより発見
• 道後温泉：神話の時代、少彦名命が倒れた際に大国主命は、速見の湯（別府温泉）を引き、少彦名命にかけたところ生きかえったという神話が由来。

上野国（かみつけのくに）十二社の一社

伊香保神社は、上野国十二社の三ノ宮に数えられていました。

上野国十二社とは、延長5年（927）に朝廷が編集した「延喜式神名帳」に記載されていた上野国に鎮座していた12社のことをいいます。

上野国十二社は、以下の通りです。

• 一ノ宮：貫前神社
• 二ノ宮：赤城神社
• 三ノ宮：伊香保神社
• 四ノ宮：甲波宿禰神社
• 五ノ宮：大国神社
• 六ノ宮：榛名神社
• 七ノ宮：小祝神社
• 八ノ宮：火雷神社
• 九ノ宮：倭文神社
• 十ノ宮：美和神社
• 十一ノ宮：賀茂神社
• 十二ノ宮：宇芸神社

伊香保神社の境内案内

社殿

ご祭神
大国主神[オオクニヌシ]　※大黒様
少彦名命[スクナヒコナ]

明治17年（1884）、前年の火災で焼失したことにより再建。

ご祭神には、縁結びの神様「大国主神」、医療の神様「少彦名命」の2柱が祀られており、

子宝・安産・家内安全・縁結び・健康長寿・病気平穏のご利益があるとされています。

合祀社

ご祭神
三峯神社
-大山咋神[オオヤマクイ]
-倉稲魂命[ウカノミタマ]
八坂神社
-須佐男命[スサノオ]
八幡宮
-品陀和氣命[ホムダワケ]　※誉田別命
稲荷神社
-宇迦之御魂神[ウカノミタマ]

拝殿の左手には、三峯神社、八坂神社、八幡宮、稲荷神社の4社が合殿している社が鎮座しています。

ご祭り神には、比叡山の地主神「大山咋神」、諸産業の神「倉稲魂命」、農業神「須佐男命」、諸願成就の神「品陀和氣命」、商売神「宇迦之御魂神」の5柱を祀っており、

悪病災難除け・子孫繁栄・金運向上・商売繁盛・成功勝利・芸能上達・学問上達・緒願成就・縁結び等の幅広いご利益があるとされています。

伊香保神社へのアクセス

最後に伊香保神社へのアクセス方法をまとめておきます。

所在地

〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保１