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全ての期待を手放すのが人生を楽しむコツ【アンガーマネジメント】
今回は怒りの本質は「期待」という話をしていきたいと思います。
おたぬきは、何かにイライラしたことはある?
ないよ!
イライラするよりも、楽しいことを考えている方が好きだよ!
突然ですが、最近何かにイラっとしたことはありませんか?
今、あなたをイライラさせている原因はなんでしょうか。
- 国
- 恋人
- 友達
- 上司
- 部下
- 環境
- 政治家
- ニュース
- 仕事仲間
- 経済状況
- パートナー
…etc.
色々思い浮かぶのではないでしょうか。
そして、その怒りは継続的に引き起こされているのでは?
もし毎日同じ怒りに悩まされているなら危険信号です。
そのまま放っておくと今後もずっとイライラし続けながら、貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれません。
不愉快なことで時間を失いたくないな…
そうならないように、今回の記事を書きました。
この記事をきっかけに「怒り」を手放し、人生を楽しめるようになれば幸いです。
怒りの本当の原因とは?
「そもそもなぜ人は怒るのか?」と考えたことはありますか?
最近イラッとしたことを思い出してみてください。
なんだろう…
例えば、「隣の部屋の人が夜中に騒いでいてイライラした」という場面を想像してみましょう。
翌朝早く起きなければならないのに、それを邪魔されたらイラッとしますよね。
この怒りの原因はなんでしょうか?
- 夜中に騒ぐ隣人の非常識さ
- 壁の薄い家にしか住めない経済力の無さ
- ちょっとしたことでイライラする忍耐力の無さ
…このあたりが思い当たるかもしれません。
では、なぜ「非常識さ」「経済力の無さ」「忍耐力の無さ」が怒りを引き起こすのか?
その構造の部分に目を向けると「怒りの本質」が見えてきます。
一言で結論から言うと、
何かに期待しているから
怒りが発生するのです。
え?どういうこと?って思うかもしれません。
先ほどの例で考えてみてください。
「夜中に騒ぐ隣人の非常識さ」
→まともな人なら夜中に騒ぐわけがない!と他人に期待
→その期待が裏切られたので「怒り」が発生
「壁の薄い家にしか住めない経済力の無さ」
→自分はもっと良い家に住めるはずだ!と自分に期待
→実際は期待通りになっていないので「怒り」が発生
「ちょっとしたことでイライラする忍耐力の無さ」
→自分はアンガーマネジメントできるはずだ!と期待
→結局期待通りに自分をコントロールできていないので「怒り」が発生
人が何かに怒るとき、
必ずその何かに期待している。
このシステムがなんとなく伝わるでしょうか?
怒りの本当の原因は「期待」です。
そうなんだ!
たぬきは、他人に期待しないからイライラしないんだね!
友達が30分遅刻してきて怒るのは、「自分のことを大切に思ってるなら遅刻はしないだろう」とその友達に期待しているからです。
子供がお菓子を買ってもらえなくて怒るのは、「きっと買ってくれるだろう」と親に期待しているからです。
学生が英単語をなかなか覚えられなくてイライラするのは、「本来自分はもっと記憶力が良いはずだ」と自分に期待しているからです。
怒りの前提には必ず「期待」があります。
例外はありません。
あなたが誰かに怒る時、あなたはその誰かに必ず期待しています。
逆に、あなたが誰かに怒られた時、あなたはその誰かに必ず期待されているのです。
櫻井がたぬきを怒らないのは、たぬきが優秀だからじゃなくて…!
全ての怒りは自分のせい
人が何かにイラっとするとき、どうしても自分の外側に原因を求めがちです。
しかし、冷静に考えてみると、怒りの前提には「期待」があるわけで、「期待」というのは自分の内面の概念ですよね。
つまり、
全ての怒りは自分のせいです。
誰かがあなたに何かをしたから怒りが発生するわけではないのです。
あなたが勝手に誰かに期待したから、怒りが発生していると考えるのが正しい理解でしょう。
なるほどね!
こう考えると、他人や環境を悪者にして、自分を正当化するのがどれだけ恥ずかしいことかわかってきます。
相手が悪い!!
→勝手に期待した自分が悪い
環境が悪い!!
→勝手に期待した自分が悪い
世界が悪い!!
→勝手に期待した自分が悪い
本当は自分の外側に原因はありません。
100%自分が原因です。
イライラする前に、自分が何に期待しているのか考えればいいのか!
アンガーマネジメント:全ての怒りはコントロールできる
怒りの原因は100%あなたです!
このように言われると、正直あまり良い氣はしないかもしれません。
でも、よく考えてみてください。これは良いニュースです。
もし怒りの原因が他人にあるなら、その怒りはコントロールできません。
他人はコントロール不可能だからです。
周りにイライラする人ばかりいる場合、あなたは永遠に怒りを抱えざるを得ないということになってしまいます。
一方で、「怒りの原因は100%自分」であるならば、全ての怒りはコントロール可能だと言えるでしょう。
たしかに!
ポジティブに考えよう!
他人は変えられないけれど、自分は変えられるからです。
つまり、自分の怒りをコントロールしたいなら、その本質である「期待」をコントロールするのが得策だということです。
極論、
何にも期待しなければ、
何にも怒る必要がないのです。
友達が30分遅刻してきても、「まあ、遅刻くらい誰でもするよな。本を読む時間ができてラッキー」くらいに思っておけば怒る必要はありません。
英単語をなかなか覚えられなくても、「まあ、自分の記憶力はこんなもんだよな。繰り返してればそのうち覚えてるだろ。コーヒーでも飲も」くらいに思っておけば怒る必要はありません。
全ての「期待」を滅却すれば、精神的にゆとりが生まれ、人生がグングン楽しいものになっていきます。
期待滅却!!
他人にも自分にも期待しない
他人に期待しなければ、怒りは原理上起こらないことが伝わったと思います。
さらに補足すると、自分にも期待しないことが大切です。
過去・今・未来含め、全ての自分への期待を手放しましょう。
たぬきは優秀だから、自分に期待せずにはいられないよ///
過去の自分への期待:後悔
過去の自分への期待は、たいてい「後悔」の形で現れます。
「あの時ああしていれば良かったのに!自分はなんてバカだったんだ!」のような後悔の本質は「過去の自分ならもっと上手くできたはず」という自分への期待です。
この期待を手放すことで後悔する必要がなくなり、「いま・ここ」を楽しめるようになります。
「まあ過去の自分ならこんなもんだろ」くらいに思っておけば良いのです。
今の自分への期待:焦燥感
過去の自分への期待は、たいてい「焦燥感」の形で現れます。
「なんで自分はこんなことをやってるんだろう!」
「もっと他のことをやらなきゃいけないのに!」
こんな感情を抱くことがあるのではないでしょうか?
この状態で生きるのは果たして人生を楽しんでいると言えるでしょうか?
「まあ自分ならこんなもんだろ」くらいに思って、目の前のことに集中した方がずっと良いのではないでしょうか。
未来の自分への期待:理想の生活
未来の自分への期待は、たいてい「理想像」の形で現れます。
その理想とのギャップが激しすぎるとイライラが引き起こされるのです。
「本来の私はこんな生活をしてるはずなのに、なんで現実はこんなに酷いんだ!?」みたいなイメージです。
高い理想を思い描くのは結構なことですが、それによってイライラしていたら本末転倒でしょう。
未来の自分への期待を手放し、今ワクワクすることをやっておけば良いのです。
その結果余裕が生まれ、却って理想が現実化されやすくなります。
期待を手放せば人生が輝きを取り戻す
怒りと期待の繋がりはなんとなく理解できたでしょうか?
全ての期待を手放しましょう。
「でも、期待を捨てたら何もやる氣が出なくなるんじゃないの?」
「なんか目標に向かう力が失われそう」
「今まで頑張ってきたのが無駄になりそう…」
もしこのように感じているなら、それは違います。
そうなの?
むしろ期待を手放すことで、あなたの人生は輝きを取り戻します。
あらゆる期待をデトックスした人の人生には楽しいことばかりが起こります。毎日が新鮮です。何しろ「怒り」も「後悔」も「理想とのギャップ」もないのですから。
また、期待を手放すと肩の力が抜けるので、本当にやりたかったことができるようになります。
例えば、周囲に医者になることを期待され、自分でも「医者にならなければならない…」と肩に力を入れて努力している人がいるとします。
それは大変結構なことで、素晴らしい努力なのですが、もしその本人が本心では「医者にはなりたくない」と思っていた場合、悲劇でしかありません。
人は今努力していることと、本当にやりたいことは全く別だということがよくあります。
そして、本心ではやりたくないことにワクワクを感じるのは不可能です。
勇気を持って期待を手放せば、「今頑張っていること」と「本当にやりたいこと」を区別できるようになります。
そしてそのワクワクに飛び込むことで、本当の人生を生きられるようになるのではないでしょうか。
目の前のことを大事にしていれば、自ずと未来は良い方向に向くんだね!
おわりに
この記事をここまで読んでくださった方は、本気で「期待」を手放したい方だと思います。
「期待」を手放すというのは簡単なことではなく、むしろ他人や自分に期待して、怒ったりイライラしている方がずっと楽です。
でも、この記事をここまで読み進めたということは、期待を手放して、人生を変えていきたいと思っているからですよね?
もう肩の力を抜きましょう。
「自分を変えたい!!」「期待を手放したい!!」みたいに思う必要もありません。
それは結局、自分に期待しているだけですから。
ただのんびり生きていけば良いのです。
たぬきを見習え〜
何かにイラっとしたときは、「期待」という言葉を思い出してください。
そして、「自分がイラっとしているということは、自分が勝手に相手に期待したからだ」ということを認識し直してください。
そうすればきっと笑えてくるはずです。勝手に一人相撲をしていたことに氣づけるでしょう。
所詮、全ては自作自演です。
それでも「期待を手放すのは難しい…」と考えてしまう方は、ぜひ何度も何度もこの記事を読み込んでみてください。