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【京都】籠神社【元伊勢の中でも名高い知る人ぞ知るパワースポット】
「元伊勢」って全国各地にあるんだね!
そうだよ!
その中でも特に名高い元伊勢はどこか分かる?
どこ?
京都にある「籠神社」ってところだよ!
なんで名高いのかも合わせて、神社について詳しく解説していくね!
籠(この)神社の概要
日本三景の一つ「天橋立」。ここはもともと籠神社の参道だったと言われています。
そんな籠神社の正式名称は「丹後一宮 元伊勢 籠神社」。
正式名称から分かる通り、籠神社は伊勢神宮のご祭神が現在地へ遷座する以前に一時的に祀られていたという伝承を持つ由緒正しい神社。
歴史的にみても特別な意味を持ち、パワースポットの中でも特に名高い、知る人ぞ知るパワースポットです。
また、代々籠神社の宮司を務めている海部(あまべ)家はなんと83代も続く家柄。その家系図は現存する日本最古の系図として国宝に指定されています。
そして驚くべきことに主祭神の彦火明命[ヒコホアカリ]の子孫だとか。
すごい歴史を持っているんだね!
そんな彦火明命は天照大神の孫にあたり、天照大神から「邊津鏡(へつかがみ)」と「息津鏡(おきつかがみ)」を授けられ、籠神社の海の奥宮である冠島に降臨し、眞名井原に豊受大神を祀りました。
これが籠神社の始まりです。
「籠神社」という名の由来は、彦火明命が海神の宮に行かれる際に竹で編んだ籠船に乗ったという故事からきているそうです。
そんな「籠神社」は京都府宮津市大垣に鎮座しており、アクセスは「天橋立駅」より観光船で「一の宮」に下船し徒歩5分ほど。
籠神社参拝前の前提知識
籠神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識をまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
籠神社の由来
神代の時代、現在の奥宮が鎮座している眞名井原という地には、「匏宮(よさのみや)」があり豊受大神が祀られていました。
崇神天皇の時代には、豊受大神を祀っていることから天照大神が遷座し、宮号を「吉佐宮(よさのみや)」に変更して豊受大神と天照大神を一緒に祀っていました。
その後、垂仁天皇の時代に天照大神が伊勢神宮(内宮)に遷座し、その約450年後の雄略天皇の時代には豊受大神が天照大神に呼ばれ伊勢神宮(外宮)へ遷座しました。
両神が伊勢神宮に遷座した後は「籠神社」と名前を変え、この地を治めていた彦火明命を主祭神として祀り、天照大神と豊受大神を相神とし、養老3年(719)に現在の地に遷座し現在に至ります。
全国の「元伊勢」でも特に歴史ある神社
「元伊勢」というのは、天照大神が伊勢神宮に祀られる以前に一時的に祀られていた神社のこと。
天照大神は全国各地を旅していたため、全国各地に元伊勢はありますが、籠神社は元伊勢の中でも特に名高い神社として知られています。
その理由は、豊受大神と天照大神が一緒に祀られていた歴史があるということ。
伊勢神宮の主祭神は豊受大神と天照大神の2柱ですが、どの元伊勢も天照大神しか祀られていません。
そんな中、唯一籠神社だけは豊受大神と天照大神が一緒に祀られていた歴史があるため、「伊勢神宮のふるさと」と言われるほど元伊勢の中でも名高い神社として知られているのです。
そうなんだ!凄いところなんだね!
籠神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
魔除けの狛犬
神門前に鎮座する「魔除けの狛犬」は鎌倉時代の名作として重要文化財に指定されています。
阿形の狛犬は右前脚に刀傷がついているんだけど、この傷に関する面白い逸話が残されているんだよ!
気になる!
その昔、狛犬に作者の魂が宿り、天橋立で暴れて通行人を困らせていました。
この話を聞いた岩見重太郎が狛犬の脚に一太刀浴びせたところ、狛犬は社頭に戻った。
以降、霊験あらたかな魔除けの狛犬として人々から信仰されるようになったそうです。
その刀傷が残っているんだ!
面白いね!
本殿
ご祭神
主祭神
–彦火明命[ヒコホアカリ]
相殿
-豊受大御神[トヨウケ]
–天照大神[アマテラス]
-海神[ワタツミ]
–天水分神[アメノミクマリ]
籠神社の社殿はとても貴重なもの。
伊勢神宮の内宮正殿は神明造と称される建造物で、同じものを作ことは許されていません。
その中で籠神社の社殿は、規模・様式ともに伊勢神宮内宮の正殿に最も近いといわれています。
また、伊勢神宮内宮と似ている大きな特徴の一つとして、高欄上に青、黄、赤、白、黒の「五色の座玉(すえたま)」があること。
この玉があるのは伊勢神宮の正殿と籠神社しかないそうです。
いかに伊勢神宮と関わりの深い神社か分かりますね。
たぬきでも、籠神社がどれほど伊勢神宮と深い関わりがあるのか分かるよ!
眞名井神社
ご祭神
豊受大御神[トヨウケ]
籠神社から10分ほど歩いた竹林の奥には、奥宮「眞名井神社」があります。
別名「久志濱宮(くしはまのみや)」と言い、「くし」とは「不思議なパワーの源」という意味なのだそうです。
こちらの神社、実は縄文時代からの歴史を持つ最古のパワースポット。
最古のパワースポット!
凄いパワーを持っていそう!
天の眞名井の水
社殿の近くで湧き出ている「天の眞名井の水」と呼ばれる霊水は縁結びパワーを秘めいているとか。
そのパワーはとても強力で、様々な芸能人がここに訪れて結婚できたそうです。
「眞名井」とは水に付けられる名前の最高の敬称。
社伝によれば、天村雲命[アメノムラクモ]が高天原(神様の世界)に行き、神々が使う水を黄金の鉢に入れて持ち帰ったと伝えられています。
そのため、神様が使う水ということで「天の」という名前が付けられています。
この霊験あらたかな霊水を汲みに芸能人や著名人も訪れるそうで、長嶋茂雄監督夫人が生前にここの霊水を汲みに来たところ、最下位に苦しんでいた巨人は翌年優勝したそうです。
湧き出ている霊水とは別に、持ち帰りの用の水汲み場もあります。
こちらは飲み水としても利用でき、「天の眞名井の水」と同様のパワーを秘めているので、訪れた際には汲んでみると良いでしょう。
磐座
眞名井神社の奥にある「磐座」は、2500年前からそのままの形で祀られている古代の祭祀場。
手前にある磐座西座には天照大神・伊射奈岐大神・伊射奈美大神を祀り、奥の磐座主座には豊受大御神を祀っています。
この磐座の周囲には氣が満ちていて、パワーの発生源ともされています。
トップクラスのパワーを感じることもあり、地元の天橋立観光協会は「不純な気持ちでの参拝はお控えください」と注意を促すほど。
ぜひ敬意を持って参拝に訪れてください。
邪心まみれの人は訪れない方がいいんだね。
籠神社へのアクセス
最後に籠神社へのアクセス方法をまとめておきます。
詳細はこちら
https://www.motoise.jp/
所在地
〒629-2242 京都府宮津市大垣430
電車の場合
「天橋立」駅より観光船に乗船。「一の宮」下船し徒歩5分。
車の場合
無料の駐車場があります。
※30分過ぎると保全協力金が必要になります。(保全協力金は季節によって変動。)
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籠神社の解説はどうだった?
すごい参考になったよ!
境内のどのスポットもパワーが強そうで訪れてみたい!
それはよかった!
今度一緒に参拝に行こうね!
うん!行くの楽しみ!