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【東京】波除神社【災難を除き波を乗り切るパワースポット】
おたぬき、何してるの?
今、やけ食いしてるから話しかけないで!
最近、きつねばっかりチヤホヤされててズルい…。
東京都にある「波除神社」は知ってる?
ん?どこそれ?どんなご利益があるの?
築地の鎮守社で、築地場外市場のすぐ南にある神社だよ。
災難を除き波を乗り切るパワースポットとして有名なんだ!
へー!これでたぬきの時代だ!
うん!今から詳しく解説していくね!
波除(なみよけ)神社の概要
波除神社は東京都中央区築地にある神社です。
正式名称は「波除稲荷神社」であり、創建は万治2年(1659)です。
ご祭神に稲荷神である倉稲魂命[ウガノミタマ]を祀っており、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全のご利益があります。
「波除(なみよけ)」という名称からもわかるように「災難を除き波を乗り切る」ご利益がいただけます。
境内には、魚介類などを供養する珍しい塚が建てられています。
アクセスとしては、築地駅より徒歩7分と利便性の高い場所に鎮座しており、近くには築地市場や築地本願寺などの観光名所が多数あります。
現在でも築地市場の人々から厚く崇拝され、最近では築地を訪れた外国人観光客にも人気のパワースポットになっています。
波除神社参拝前の前提知識3選
波除神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を3つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
波除神社の由来
万治2年(1659)に創建。
江戸時代初期、徳川家綱は一面が海であった築地の埋め立て工事を行いましたが、堤防を築いても激しい波にさらわれてしまい、工事は難航しました。
万治2年(1659)のある晩、海面に光りを放って漂うものがあり、人々は不思議に思い船を出してみると、稲荷大神の御神体が漂っていました。
築地に社殿を創建し、盛大なお祭りをすると、波風がピタリとおさまり埋め立て工事が無事に完了しました。
ここから「災難を除き、波を乗り切る」という御神徳があるとされ、現在も築地の鎮守として崇敬を集めています。
魚介類の塚
波除神社の見所の一つとして、魚介類などを供養する珍しい塚が建てられています。
境内にある塚は以下の通りです。
- 「すし塚」 ※昭和47年(1972)東京都鮨商環境衛生同業組合が奉納
- 「海老塚」 ※昭和48年(1973)、東天会てんぷら料理協同組合と海老の大丸が奉納
- 「活魚塚」 ※昭和59年(1984)、東京築地魚市場活物組合が奉納
- 「鮟鱇(あんこう)塚」 ※昭和48年(1973)、奉納
- 「昆布塚」 ※平成28年(2016)に奉納
- 「蛤石(はまぐりいし)」 ※「男女和合の象徴」、「蛤女房」の意味合いを込めて奉納
- 「玉子塚」 ※平成5年(1993)、東京鶏卵加工業組合が奉納
- 「吉野家碑」 ※平成28年(2016)、吉野家が奉納
築地市場すぐ近くという土地柄から、魚介類への感謝が感じられます。
お魚好き〜♡
つきじ獅子祭
人々は、御神徳あらたかな波除稲荷神社に崇拝の意を込めて、獅子頭を奉納しました。そのため、江戸時代から明治にかけて築地一帯では数十対の獅子頭があり、「つきじ獅子祭」が開催されていました。
江戸時代の大火災により、創建当時に奉納された獅子頭は焼失。関東大震災で、築地一帯の獅子頭も焼失してしまいました。
寛永元年(1848)作の獅子頭一対は平成24年(2012)に再興。中央区文化財に指定され、御本殿に置かれています。
平成14年(2002)に再興されたお歯黒獅子は弁財天社に置かれており。頭の宝珠の中には、弁財天社のご祭神である市杵嶋姫命の御神像が納められています。
平成2年(1990)に再興された厄除天井大獅子は獅子殿に置かれています。
古来より獅子は、雲を従える龍や風を従える虎を一声で威伏させると言われています。
波除神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本殿
ご祭神
倉稲魂命[ウガノミタマ] ※稲荷神
鳥居をくぐった目の前に鎮座しており、現在の社殿は、昭和12年(1937)に再建されたものです。
東日本にある国産檜で造られた神明造の社殿の中で、最後に造営された社殿だと言われています。
ご祭神には、商売繁盛の神様である倉稲魂命を祀っており、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全のご利益があります。
本殿の木階を登った所には、中央区文化財に指定されている獅子頭一対がご祭神である倉稲魂命を守るように納められています。
弁財天社
ご祭神
市杵嶋姫命[イチキシマヒメ] ※弁財天
本殿の左手に鎮座しており、現在の社殿は、平成14年(2002)に再建されたものです。
ご祭神として、芸能の神様である市杵嶋姫命を祀っています。万治2年(1659)に創建した際に、同時に祀られたとされています。
商売繁盛・芸能・金運運・勝負運・豊漁・交通安全のご利益があります。
社殿内には、江戸時代に造られた「お歯黒獅子」があります。現代屈指の影刻師である知田清雲氏によって平成14年(2002)に再興されました。
ご祭神である市杵島姫命の御神像は、お歯黒獅子の頭にある宝珠の中に納められています。
末社
ご祭神
天照大神[アマテラス]
大国主命[オオクニヌシ] ※大黒天
少彦名命[スクナヒコナ] ※恵比寿
天日鷲命[アメノヒワシ] ※お西様
ご祭神には、日本人の祖神である天照大神、商売繁盛の神様である大国主命と天日鷲命、医薬の神様である少彦名命の4柱を祀っています。
商売繁盛・開運・勝運・良縁祈願・夫婦和合・医薬のご利益があります。
七福神殿
ご祭神
七福神
拝殿向かって左手前には七福神殿が鎮座しています。
七福神の「七」にちなみ、毎月7日に1体のみ御神像を御開帳しており、その月に御開帳された神様を入れた御朱印が受け取れます。
7つの御朱印を全て集めた人には12月に開運七福神記念品が授与されます。また、1枚でも持っていれば、正月に枕元に置くと良い初夢を見られるとされる宝船の絵が授与されます。
たぬきも御朱印集めする〜
波除神社へのアクセス
最後に波除神社へのアクセス方法をまとめておきます。
公式サイトはこちら
http://www.namiyoke.or.jp/
所在地
〒104-0045 東京都中央区築地6-20-37
電車の場合
- 日比谷線「築地駅」より徒歩7分
- 都営大江戸線「築地市場駅」より徒歩5分
バスの場合
「築地6丁目」バス停から徒歩3分
車の場合
波除神社の駐車場は一般には利用できません。
波除神社から徒歩5分の所にある区営駐車場を利用してください。
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波除神社の解説はどうだった?
すごく参考になった!これでたぬきの悪運を断ち切れるよ!
それはよかった!たぬきも参拝してみてね!
これからは、きつねじゃなくて、たぬきの時代だ〜!