【京都】晴明神社【陰陽師のパワースポット】

晴明(せいめい)神社の概要

晴明神社は京都府京都市上京区晴明町にある神社です。

ご祭神には、誰もが一度はその名を聞いたことがあるであろう陰陽師「安倍晴明」が祀られています。

安倍晴明はその超人的なパワーで知られ、数々の逸話が伝えられています。

• 天狗を封印した
• 門を自動で開閉した
• 最強の式神を使役した
• 天皇の病を治癒させた
• 雨乞いで雨を降らせた
• 呪術でカエルを潰した
• 幼い頃百鬼夜行を見た
• 貴船神社で鬼と化した橋姫を封印した

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そんな魅力的なエピソードの数々から、晴明神社はオカルト好きやスピリチュアリストの間でも名の知られた神社になっています。

境内の「顕彰板」では、安倍晴明の代表的な伝説が10個紹介されているので、晴明について知識を増やしたい人は見てみると良いかもしれません。

なかなか解決しそうにない苦しみを持っている方に、ぜひ訪れて欲しい浄化のパワースポットで、

• 魔除け
• 厄除け
• 病気平癒

などのご利益があるとされています。

アクセスとしては、今出川駅より徒歩12分の場所に鎮座しています。

周辺には、二条城や白峯神宮、京都御所、同志社大学など、見どころが点在しています。

金運パワースポットとして日本トップクラスの知名度を誇る「御金神社」も徒歩圏内に鎮座しています。

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晴明神社参拝前の前提知識

晴明神社の由来

寛弘2（1005）年に安倍晴明が死去。その偉業を讃え一条天皇が寛弘4（1007）年に、晴明の屋敷跡である現在の場所に社殿を創建し、ご祭神として安倍晴明を祀りました。

創建当時の晴明神社は広大な境内を持っており、東は堀川通り、西は黒門通り、北は元誓願寺通り、南は中立売通りまであったそうです。（現在の境内の10倍以上の広さ）

応仁の乱の後、戦火や豊臣秀吉の都市整備などにより規模が縮小され、社殿が荒れたまま放置された時代が続きました。

氏子や崇敬者が中心となって社殿を整備し、昭和25年（1950）には長年の切望であった、境内地が堀川通に面するほどに拡張されました。

平成15年（2003）に創建1000年を祝い、鎮座1000年祭が行われました。

安倍晴明について

安倍晴明の出自については諸説あるようですが、神社によると「孝元帝の皇子である大彦命の子孫」とされています。

安倍晴明の母「葛の葉（くずのは）」は稲荷神の眷属であると言われており、安倍晴明自身も稲荷神の化身と言われています。

幼い頃より優秀であり、天文暦学においては式神を操れる霊術を身に付けているほど秀でていました。

成人後は天文陰陽博士として、星や雲の動きから宮殿の異変や遠方での吉凶を言い当て、多くの人々から尊敬されていました。

朱雀帝から一条天皇まで6代の天皇の側近として仕え、数々の功績を残しました。

その代表であるのが、陰陽道の確立です。村上帝に仕えていた時、唐に渡り伯道仙人の神伝を受け継ぎ、陰陽道を確立しました。このことは現在でも暦術や占法に活かされているとか。

「安倍晴明にお祈りすれば、さまざまな災いから守ってくださり、病気や怪我が治る」と伝えられており、現在でも日本全国から崇敬されています。

「晴明神社」の占いとは

晴明神社では宮司さんが人生相談を行ってくださいます。

よく当たると評判で、2〜3時間待つこともあるので、興味のある方は早めに行くことをおすすめします。

所要時間：20分程度
料金：3000〜5000円ほど
時間：平日9時〜16時程度

晴明神社の境内案内

一の鳥居

五芒星が特徴的な鳥居です。

「晴明桔梗」と呼ばれ、陰陽道に用いられる祈祷呪符のひとつです。

一條戻橋

一條戻橋は堀川に架かる小さな橋で、平成7年（1995）に架け替えられました。先代の橋を再現したものがこちらです。

安倍晴明が呪法を用いて父親を蘇生させた、縁の深い場所として知られています。源頼光の四天王の一人である渡辺綱が鬼女の腕を切り落とした「鬼女伝説」の地としても有名です。

式神石像

上記の画像左側に見えるのが「式神石像」です。

式神は、通常の人には見えない陰陽師が使う精霊のことです。

安倍晴明がこの地に住み始めた頃、妻が怖がっていたので、不安を解消するために一條戻橋の下に式神を配置していました。

橋を通る度に、式神が渡る人を占っていたとも伝えられています。

晴明井

安倍晴明が念力で湧出させた井戸です。

水の湧き出る所はその年の恵方を向いており「吉祥の水」と言われています。

吉祥の水は現在でも飲むことが可能で、飲むと病気平穏のご利益があるとされています。

拝殿

ご祭神
安倍晴明

明治38年（1905）に再建。

ご祭神には、伝説の陰陽師である安倍晴明が祀られており、魔除け・厄除けのご利益があります。

社殿には、社紋である晴明桔梗が至る所に施されています。

齋（いつき）稲荷社

ご祭神
お稲荷様
他2柱
-地主社
-天満社

本殿のすぐ隣にある末社です。

ご祭神であるお稲荷様が、齋院（さいいん）に鎮座していたことが名前の由来です。

安倍晴明はお稲荷様の生まれ変わりだったという伝承から、稲荷信仰と習合されています。

厄除桃

古来より中国や陰陽道では、桃は魔除け・厄除けのご利益がある果物とされ、古事記や日本書紀にも記されていました。

自身の厄を厄除桃に撫でつければ、邪念などが消え、清々しい思いができるとか。

ご神木

厄除桃のすぐ隣には、樹齢300年を超える楠のご神木があります。

かつて楠は、虫除けなどに使われる樟脳の原料だったそうです。

晴明神社へのアクセス

最後に晴明神社へのアクセス方法をまとめておきます。

公式サイトはこちら
https://www.seimeijinja.jp/

所在地

〒602-8222 京都府京都市上京区晴明町806

電車の場合

「今出川」駅より徒歩12分。

バスの場合

• JR「京都駅」からバスに乗車し「一条戻橋・晴明神社前」バス停で下車。徒歩すぐ。
• 京阪「三条駅」からバスに乗車し「堀川今出川」バス停で下車。徒歩2分。

車の場合

専用の駐車場はありません。

隣にコインパーキングがあるので、そちらの利用をおすすめします。〈利用料金：200円/30分・最大1,200円〉

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