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【石川】白山比咩神社【ククリヒメを祀る加賀一ノ宮】
石川県に行くの楽しみ!
お寿司たくさん食べるの!
旅行楽しみだね!
「白山比咩神社」にも行きたから動きやすい格好してね。
ん?どこそれ?
2100年ちかくの歴史を持つ神社だよ!
神体山とする白山は日本三名山の一つに数えられており、「白き神々の座」として古くから人々に崇拝されているんだよ。
なんかすごそう!
実際にご利益も高いんだよ!
今から詳しく解説していくね!
白山比咩(しらやまひめ)神社の概要
白山比咩神社は石川県白山市三宮町にある神社です。
北陸の鎮守神であり、加賀一ノ宮です。また、全国に3000社以上ある白山神社の総本宮です。
昔より地元の人からは「しらやまさん」と呼ばれ親しまれています。
創建年は崇神天皇7年(紀元前91)。
ご祭神に白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱を祀っています。
五穀豊穣・大漁満足・開運招福・恋愛成就・生業繁栄・身体健全・福徳長寿・家運長久・子孫繁栄のご利益があります。
境内には、霊水に入り体を清める禊場や、白山市指定天然記念物に指定されている樹齢800年の老人杉と樹齢1000年の大ケヤキ、昭和58年(1983)に昭和天皇が自ら植えたとされる御神木の三本杉があります。
どれも氣になる!
アクセスに関しては、里宮は金沢駅よりバスや電車を乗り継いで約1時間の場所に鎮座しています。本殿から徒歩5分の距離に「一の宮」バス停があり、それが最寄りのバス停です。
白山比咩神社参拝前の前提知識
白山比咩神社を訪れる前に絶対に知っておくべき前提知識を3つまとめました。
何も知らずに参拝に行くのではなく、ある程度知識を押さえてから訪れることで、より豊かな時間を過ごせるはずですよ。
白山比咩神社の由来
崇神天皇7年(紀元前91)に船岡山(現在:白山市八幡町)を神地として、白山の「祭りの庭」として白山比咩神社の社殿を創建したのが始まりです。
祭りの庭?
祭壇とか、祭事を行う神聖な場所のことだよ。
応神天皇28年(297)に手取川の河畔である十八講河原に遷座。しかし、川の氾濫が度々起こり社地が崩壊する為、霊亀2年(716)に手取沿いの安久濤の森に遷座しました。
養老元年(717)、僧の泰澄(たいちょう)が初めて白山に登拝。翌年、僧泰澄は白山の山頂に奥宮を建立しました。
久安3年(1147)、白山本宮が比叡山延暦寺の末寺として鎮座。
文明12年(1480)、大火により本殿が焼失。ご神体を末社三宮が鎮座していた現在地へ奉遷。その後、長享2年(1488)に三宮を本宮鎮座の地と定めました。
享禄4年(1531)に起きた一向一揆の戦いで白山衆徒は一時期全滅しましたが、文禄5年(1596)に前田利家が白山本宮を再興しました。
明治10年(1877)、白山比咩神社を本社とし、嶺上の神祠を奥宮と定めました。
昭和62年(1987)、白山奥宮が落雷により焼失。翌年、奥宮を再建。
泰澄の白山登拝
白山は長い間、人が足を踏み入れることが許されない場所でした。そんな、白山に初めて登拝したのが僧の泰澄(たいちょう)です。
泰澄は14歳の時、夢の中で十一面観音からお告げを受け、越知山(おちざん)で修行に明け暮れました。
霊亀2年(716)、夢の中で女神に「白山に来たれ」とお告げを受け、それまで誰も成し遂げられなかった白山を目指して旅立ちました。
養老元年(717)、登拝に成功。
白山の開山以来、祈祷で元正天皇の病を治したり、大流行した天然痘を鎮めるなど、奇跡を起こし「越の大徳」と讃えられました。
すごい人なんだね!
たぬきも修行すれば讃えられるかな?
白山信仰
養老元年(717)、僧の泰澄(たいちょう)が初めて白山に登拝。翌年、山頂に奥宮を祀ったことから白山信仰は広まっていきました。
古来より白は神聖な色とされており、人々は白山の神々しい姿から「白き神々の座」と信じ、 霊峰として崇敬していました。
明治10年(1877)には、白山比咩神社を本宮、山頂の神祠を奥宮と定め、鎮座してから2100年を越える信仰の地として今でも人々から親しまれています。
たぬき色も古来より神聖な色とされていましたよ。
おたぬき嘘つかないの!
白山比咩神社の境内案内
ここから境内の見所を紹介していきます。
ご祭神やご利益に関しても説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
拝殿
ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)
ご祭神に白山比咩大神を祀っています。白山比咩大神は、菊理媛尊(くくりひめのみこと)とも呼ばれている女神です。
ククリヒメは『古事記』や『日本書紀』には登場せず、『一書』でイザナギとイザナミの夫婦喧嘩を仲裁したエピソードがあるのみ。
しかもククリヒメが何を言ったのか、どこから現れたのかなど一切記載がなく、かなり謎多き神様です。
そこから同じく謎の多い瀬織津姫[セオリツヒメ]と同一視されることもあるんだよ!
そうなんだ。
「くくる」からご縁をくくるということで、縁結びの神様とされることが多いです。
また、縁結びと縁切りは表裏一体なので、「縁切り」のご利益もあります。
男女の縁だけでなく商談などの縁も取り持ってくれるとされています。
荒御前神社
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine18.html
ご祭神
荒御前大神
日吉大神
高日大神
五味島大神
守護の神様である荒御前大神、日吉大神、高日大神、五味島大神の4柱が祀られています。
荒御前大神は、神功皇后(じんぐうこうごう)出兵の際、守護した神様として『日本書紀』に登場します。
白山霊水
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine14.html
境内には、延命長寿のご利益があると有名な白山霊水を汲める場所があります。
山頂から流れる雪解け水は、手取川(石川県)、九頭竜川(福井県)、長良川(岐阜県)、庄川(富山県)の4水系になり、大地を潤し人や動物の生活に恩恵を与えることから「命の水」として、古来より感謝の祈りが捧げられている水です。
白山水系の霊水は、北参道手水舎横に湧き出ており、汲みに来る人が全国各地から訪れるほど人気のパワースポットです。
たぬきも飲みたい!
住吉社
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine21.html
ご祭神
底筒男尊(そこつつのおのみこと)
中筒男尊(なかつつのおのみこと)
表筒男尊(うわつつのおのみこと)
ご祭神には、禊祓いの神である底筒男尊、中筒男尊、表筒男尊の三柱が祀られており、厄除け・無病息災のご利益があります。
近くには、祓社が鎮座しています。
祓社の横には平成18年(2006)に造られた祓場があり、白山の伏流水を利用した滝で体を清め、罪や穢れを洗い流す場です。
一年の終わりに行ったら、良い一年を迎えられそう!
かたがり地蔵
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine25.html
白山に初めて登拝した泰澄の作品である地蔵菩薩が祀られています。箸を奉納して祈願すれば、歯の病気に関するご利益が授かれるとされています。
これでどうだ!
もともとは舟岡山にあった磨崖仏(自然の巨石や岩壁に彫刻した仏像で石仏の一種)でしたが、明治時代に現在の場所に鎮座しました。
白山奥宮遥拝所
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine19.html
里宮から白山山頂の奥宮を拝む遥拝所です。
本殿近くにあり、白山三山の形をした大岩が祀られています。
※奥宮
養老2年(718)に創建。現在の社殿は、昭和63年(1988)に建立されたものです。
白山山頂に鎮座しており、行き方としては、石川県白山市白峰から別当出合登山口まで行き、そこから登るのが一般的です。
標高2450mの場所には室堂があり、祈祷殿や宿泊施設があります。
室堂から約40分後の場所に鎮座しています。
スニーカーなど歩きやすい靴を履いて行くといいですよ。
白山比咩神社へのアクセス
最後に白山比咩神社へのアクセス方法をまとめておきます。
公式サイトはこちら
http://www.shirayama.or.jp/
所在地
〒920-2114 石川県白山市三宮町二105-1
電車の場合
- JR「金沢駅」よりバスに乗車→「野町」バス停で下車→北陸鉄道石川線「野町駅」乗車→「鶴来駅」よりバスに乗車→「一の宮」バス停より徒歩5分<所用時間:60分>
- JR「金沢駅」→「西金沢駅」→「新西金沢駅」→「鶴来駅」よりバスに乗車→「一の宮」バス停より徒歩5分<所要時間:50分>
車の場合
- 「首都美川.I.C」より車で20分
- 「金沢西.I.C」より車で30分
- 「金沢森本.I.C」より車で50分
- 「小松.I.C」より車で50分
駐車場のご案内
無料で利用できる駐車場が3か所あります。
※車椅子などを利用の場合は「北参道駐車場」の利用がおすすめです。
- 表参道駐車場〈駐車台数:30台〉
- 北参道駐車場〈駐車台数:300台〉
- 南参道駐車場〈駐車台数:130台〉
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白山比咩神社の解説はどうだった?
すごく参考になった!
旅行の準備してくる!
旅行楽しみだけど、まだまだ二週間あるよ。
荷物これくらいで足りるかな?
おたぬき、それは多いよ!?